海外移住後に英語力を伸ばして就職するには:現地無料英語学校への申し込み方法

海外移住者用の英語プログラムを政府が無料で支援

オーストラリアに限らず、海外移住してから就職など仕事をすることについて、さまざまな不安があると思うが、その中の代表的なものの1つに「英語力」がある。

英語を使って仕事をする場合には、英語力だけが高いよりも、少々拙くてもコミュニケーションする力がある方が有利だというのが現地でのリアルな印象だ。言葉だけが上手く口から発せられても現地の慣習や商習慣に肌感覚を合わせられなければ、正直、あまり意味がない。

そういう意味も含めて、海外に移住する前に英語力を高めておくことは最適ではあるが、移住してからでも英語力とそのコミュニケーション力を伸ばせる環境にあるのがオーストラリアだ。

海外に住むなら英語くらいできて当たり前、英語ができなければ海外で暮らすことは困難と思うのが普通だが、オーストラリアはもとから多国籍国家であり、移民や難民の受け入れも多いため、英語が完璧な人ばかりが暮らしているわけではないのも事実で、そうした混沌の中で商売を成り立たせていかなければならないからだ。

こうした社会環境の中、オーストラリア政府では英語が苦手な海外からの移住者に向けた英語学習プログラムを用意している。
それがAdult Migrant English Program(AMEP=成人移民英語プログラム)だ。

そこで、海外移住を希望するあなたが、AMEPを利用するに当たっての利点や特徴をここにまとめるので、ぜひとも一読し、オーストラリア移住の参考にしてもらいたい。

TAFEでの英語の授業の様子

成人移民英語プログラム目次

1.Adult Migrant English Program(成人移民英語プログラム)とは?

1-1. 受講資格について

1-2. 受講期間について

1-3. 講師について

1-4. 受講場所について

2. 無料サービスについて

2-1. プログラム費用は無料

2-2. 保育所・託児所が無料

3.受講する前にすべきこと

3-1. センターリンクへの登録

1.Adult Migrant English Program(成人移民英語プログラム)とは?

海外移住後に英語を学ぶAMEPは受講資格のある成人の移住者がオーストラリアにスムーズに定住できるように、基本的な英語の教育を提供するプログラム。 AMEPで学べることは英語だけではなく、オーストラリアの社会、文化および習慣についても学ぶことができる。また、同様の境遇や目標を持つ到着したばかりの移民仲間と出会えるのも心強い。AMEPは、オーストラリア政府資金による無料のプログラムとなっている。

 

1-1.受講資格について

受講資格は、18歳以上でオーストラリアの永住ビザを保持しており、英語があまり、もしくは全く話せない人だ。また、永住権の手前となる暫定ビザしかの場合でも、プログラムに参加できる場合がある。
オーストラリア到着後または永住権取得後6カ月以内に、AMEPサービスプロバイダー(後述)のいずれかに登録する必要があり、登録後1年以内に英語授業の受講を開始しなければならない。

1-2.受講期間について

ビザ開始日から最大5年間、最大510時間または、英語の基礎レベルに到達するまでのどちらか早い時期まで、AMEPで英語を学習することができる。
また、AMEPの受講が終わってからも、「Settlement Language Pathways to Employment and Training (SLPET)」プログラムを介して追加授業を受講することもできる。SLPETとは、海外移住者が仕事を見つけるためにオーストラリアの職場文化と慣行に親しみながら職業英語を学ぶ支援を行う、就職向けコースのこと。

1-3.講師について

AMEPの講師は「サービスプロバイダー」と呼ばれる地元組織の一員が講師を務める。サービスプロバイダーの講師は、英語を母国語としない人に英語を教える訓練を受けた講師なので、通常の英会話教室よりもきっと英語力の伸びが違うことだろう。

また、地元のサービスプロイダーは移住者に対し受講資格があるかどうかの判断や、最適な英語学習の方法をアドバイスしてくれるなsど、現在の英語のレベルに応じて、どういったコースがニーズに適しているかを「就職する」という観点からアドバイスしてくれる。

1-4.受講場所について

授業は、TAFEと呼ばれる公立職業訓練校をメインに、大学や教会などで行われる。

2. 費用について

childcare1

2-1. プログラム費用は無料

AMEPは、受講資格を持つ人なら誰でも無料で受講できる。

2-2. 保育所・託児所が無料

就学年齢に達しない子ども(5歳未満)を持つAMEP受講者は、受講期間中、無料のチャイルドケアサービス(保育園・託児所)が利用できる。チャイルドケアは指定の園に通園するのではなく、これまでに通っていた園に通学できる。AMEPへの受講を申請する際にチャイルドケアの利用を同時に申請することで自動的に費用が無料となるシステムになっているので、安心して通学できるというわけだ。

 

3. 受講する前にすべきこと

オーストラリア福祉手当機関Centrelink

3-1. センターリンクへの登録

センターリンクとは、オーストラリア政府の社会福祉省が管轄する、福祉手当全般を請け負う行政機関。オーストラリアに移住した際には必ずセンターリンクに登録しなければならないが、中には、それを知らずに登録をしないまま生活をしている人もいるので、税務局への登録と同じくオーストラリア移住の必須項目として考えておこう。


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