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オージーの皆様、「なぜ日本の子供は何でも食べるのに肥満にならないのか?」という疑問にお答えします。

肥満大国・オーストラリア、なんと成人の63%が肥満

「肥満」の定義は明確だ。
日本肥満学会によれば、BMI(Body Mass Index:体格指数=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が「22」を適正体重と定めている。

そして、25以上を肥満、18.5以上25未満が普通、18.5未満をやせと判定する。

例えば、身長160cmで体重が50kgの人は、50÷1.6÷1.6=19.53となるので、標準ということになる。

そんな中、オーストラリアはBMIで63%の成人が25以上で肥満とされている。

これはつまり、「大人の3人に2人がデブ」ということを表している。

オーストラリアの健康調査機関AIHW(Authoritative information and statistics to promote better health and wellbeing)によれば、

  • 成人の3人に2人(63%)が肥満
  • 1995年より肥満とされる人が10%増加
  • 児童の4人に1人(25%)が肥満
  • 肥満は死亡原因の第2位

とまぁ、ひどい有様となっているではないか。

一方、日本の児童の肥満率は先進国の中でも最低となっている。

そこで、今回は米国のコラムニスト、パトリック・コールマン氏の記事を元に、

日本の子供の肥満率が低い理由についてまとめてみる。

なぜ日本の子供は何でも食べるのに肥満にならないのか?

日本の子供は親に供された食事を残さずに食べるという、日本人にとっては当たり前のようなことが海外では時々話題にのぼる。

これはどうやらオーストラリア人にとってはなかなか奇妙な出来事らしいのだ。

例えば、日本の子供は間食を控えるようにしつけられ、ご飯時までお腹をすかせて待つことがしばしばあるが、これもどうやら驚きのようだ。

そして、食卓に魚中心の食事が並び、それを子どもたちは残さずぺろりと食べるというわけだ。

このような食習慣はオーストラリア人の親にとっては、なんとも子供たちが可哀想でならないらしい。

つまり、育ち盛りの子供が食べたい時に食べ物(スナックであっても)を与えられず、食事ができるまで待たされるという認識になるのだ。

さらに、日本の食事のバリエーションにもオージーは驚く。

米、野菜、魚を中心とした一品料理に加え、鍋などのメインの料理を家族全員でつつくというのも欧米人にはなかなか見られない光景だ。

いくらグルテンフリーのチキンナゲットや防腐剤を使用していないアメリカンドッグを用意したところで、そのような食事は意味がない。

ただし、日本のような食事では欧米人はは腹八分目ともならない。

また、家庭ばかりではなく、栄養バランスやカロリーに異常なまでに徹底された「給食」という昼食は極めつけだろう。

ここに1千万回を超える動画がある。

日本の普通の給食の風景を写したインタビュー映像だが、これが驚きなのだという。

食べるだけではなく、衛生面やしつけ、作法にいたるまで、欧米人にとってはアメージングなことばかりだ。

アメリカの給食の一例。日本人から見ると、これは悲惨な食事としか言いようがない。
アメリカの給食の一例。日本人から見ると、これは悲惨な食事としか言いようがない

このように、日本の給食の作法は芸術的ともいえ、オーストラリアやアメリカばかりでなくあらゆる国の模範になるといえるだろう。

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