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オーストラリア大熱波で10万匹のコウモリが大量死 – さらに恐ろしい事態になる可能性が判明

観測史上最高の熱波-現時点で世界一熱い国・オーストラリア

北半球の日本では、「厳冬」のニュースが連日報道されるているが、まさに南半球の季節が「真逆」であるというのを知らしめるニュースがオーストラリアで話題となっている。

2014年1月現在、世界で一番熱い国であろうオーストラリア。その中でも記録的な猛暑に見舞われているのが、北東部クイーンズランド州(QLD州: 本サイトの本拠地でもある)だ。

1月2日には内陸部の町Birdsvilleで48度を観測するなど2014年に入って、QLD州における最高記録をあっさりと抜いてしまった。
それでも熱波は弱まらず、最近になっても40度を超える地域があり、テレビニュースなどでは連日その模様を伝えている。
20140106 BOM Qld heatwave max temps - オーストラリア大熱波で10万匹のコウモリが大量死 - さらに恐ろしい事態になる可能性が判明

そんな中、先日、米国のリベラル系有力ネット紙「ハフィントン・ポスト」が奇妙なニュースをアップした。
なんと、QLD州では、

100000匹のコウモリが熱波によって大量死

しているというのだ。

熱波でコウモリ大量死の映像

現地QLD州の住民から「朝起きると、大量のコウモリが死んでいる」との報告がここのところ相次いでいるという。そのひとつが、上記の動画をユーチューブにアップした、QLD州デイボロに住むマレー・パースさんの映像。

その様子をハフィントン・ポストは「オーストラリア発:なぜ10万匹のコウモリの死骸が空から降ってくるのか?」という衝撃的なタイトルで報じている。

このニュースの映像は下の動画をご覧いただくとして、



報道では、死骸の腐臭による悪臭の懸念を住民が訴えているというが、そんなことよりも恐ろしい事態を招きかねないということが報道されていない。

そんなことよりももっと恐ろしいのは狂犬病発症の恐れか

現地では、これら動物の大量死によって、保健衛生面においての懸念が広がっている。

同紙では、地元の保健衛生局長ジャネット・ヤング博士の声明を紹介、その中で博士は「コウモリを見つけても、素手で触らないでください。野性のコウモリには、狂犬病に類似したウイルスを持つものがおり、感染する恐れがあるからです」と警告している。

狂犬病といえば、発症後の致死率がほぼ100%という非常に恐ろしい感染症だ。

また、狂犬病といっても、必ずしもイヌから感染するわけではない。
ネコやコウモリ、アライグマといった哺乳類、または鳥類などからの感染も数多く報告されている。

日本では1957年以降、発症例は見られず、「狂犬病 洗浄国」であることは周知のことだろう。

オーストラリアもまた狂犬病の発症例がない「狂犬病 洗浄国」であり、世界で狂犬病が発生していない国・地域(狂犬病 清浄国)は、このほか、ハワイやイギリス、フィジーなど11の国・地域だけとなっている。

しかし、下の画像のとおり、約200を数える国や地域のなかで、狂犬病清浄国は非常に稀で貴重な国・地域であるということが わかる。
それはつまり、狂犬病とは意外とかかりやすい病気でもあるということを意味している。
統計によれば、世界で年間5万件が報告されているという。
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狂犬病は潜伏期間が約1週間から長い場合では7年という場合もある。

発症すると、体内細胞が壊され、ウィルスが脳におよぶと、風や水を異常に恐れる(恐風症・恐水症)などを引き起こし、最終的にほぼ100%死に至る。

今回のオーストラリアにおける大量のコウモリの死によって、普段は触ることなどないコウモリを処理しなければいけない人も出てくるだろう。

なにせ、10万匹以上のコウモリの死骸が自宅や公道、公園に広がっているのだから、現地の住民や保健所は大あらわだ。

しかし、慎重に処理しないと狂犬病(または類似したリッサウイルス感染症)に感染する恐れがあるので、処理する際には特に注意してもらいたい。同時に、小さな子どもなどが触らないように注意してもらいたいところだ。

そして、その狂犬病に罹った際の顛末の恐ろしさを伝えるのが以下の動画だ(「ザ・世界仰天ニュース」より)。

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