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自殺方法を探してイスラム国に参加するくらいなら、オーストラリアに来て電車の中でダンスをしなさい

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このように「就活に失敗したから自殺する」などという国立大学生がいるほど、日本は病んでいる(先進国はどこも病んでいる人が多いが)わけだが、

その多くが

  • 未来が見えない
  • 生きている意味が分からない
  • 世の中に閉塞感があふれている
  • 人間関係がうまくいかない

などの悩みを抱えているようだ。

中でも、経済問題以外の自殺の理由として多く取りざたされるのが「人間関係の悩み」だという。

人間関係の悩みを取り除く一番の方法は、環境を変えることだ。

なぜならば、問題となっている嫌な人たちに会わなければ、それで解決するからだ。

しかし、それでは孤立するばかりではないかという疑問も残る。

さて、そんな殺伐としたニュースが日本をにぎわす中、南半球のオーストラリアでは、こんなことが話題になっている。

月曜日の朝から電車でダンスパーティーをするアーティストの素敵な活動

下の動画は、西オーストラリア州パース在住の“ソーシャル・アーティスト”、ピーター・シャープ(Peter Sharp)さんの活動を収めた動画だ。

シャープさんの活動とは、ご覧の通り、電車の中で突然ダンスパーティを勝手に開いてしまうというもの。

彼の活動は、英国の有力紙デイリー・テレグラフ紙などで紹介され、今、話題となっている。

日本であれば明らかな“迷惑行為”とされるところだが、パース市民の対応はどうかと言えば、一緒にノって踊りだすというご陽気さ。

「人種や文化の違い」と言ってしまえばそれまでだが、ここに自殺抑止のヒントがあると言える。

それは以下のようなことだと言える。

シャープさんはストリート・パフォーマンスなどを行うアーティストだが、

そのパフォーマンスは

I just want to spread a little happiness
小さなハッピーを広げていきたいだけなんだ

というのがコンセプトになっているのだという。

Peter Sharp Perth - 自殺方法を探してイスラム国に参加するくらいなら、オーストラリアに来て電車の中でダンスをしなさい
↑オーストラリア・パースで活躍中の“ソーシャル・アーティスト”、ピーター・シャープさん

また、彼は「human interaction(対人関係)」について関心が高く、これまでも人と人とのつながりにかかわるパフォーマンスを続けてきた。

中でも、スペイン・バルセロナで行った

「Blind Social Experiment – I trust you, do you trust me? 
目隠しでの社交体験 – 僕はあなたを信用します。あなたは僕を信用してくれますか?」

というパフォーマンスは、彼がソーシャル・アーティストと呼ばれる原点となったパフォーマンスだ。

このパフォーマンスで、シャープさんは目隠しをした状態で、相手がどんな人かを知ることなく、ひたすら、バルセロナ市民とハグを重ねていった。


↑目をつぶってハグを待つシャープさんのパフォーマンスが市民を動かす

ただ、それだけのことだが、「自分たちが率先して、ほんの小さな信頼や幸せを作ることで、世の中が良くなるんだよ」とシャープさんは語っている。

これはつまり、「自殺」の真逆を行く行為であると言える。

自殺とはすなわち、「自分のために自分を殺す行為」だが、ある意味「自分を疎外してくる社会に殺されている」とも言える。

しかし、彼のパフォーマンスは、「誰かのために小さなハッピーを生む行為」であり、「みんなを自然発生的に巻き込んでいきながら、小さなハッピーを与えていく」というパフォーマンスだ。

言葉を超越して、シャープさんのパフォーマンスはそうしたことを物語っている。

そして、こうしたパフォーマンスを許容する人もいれば、除外しようとする人もいる。

もし、日本が自殺大国として、多くの人が苦しんでいるとすれば、この辺りに、根本的な原因があるといえる。

西洋の教育では「誰かを幸せにした者だけが幸せになれる」という教えが根底にある、日本では「ぼやぼやしていたら落伍者になってしまうぞ」と教育されることが多い。

だから、なんのために幸せになれば良いのかが分からない大人が多く育ち、自殺に走る人が増えてしまうのだ。

だから、もし、くだんの北大生のような人間がいるなら、イスラム国などに参加するのではなく、オーストラリアのパースに行き、電車の中でダンスパーティに参加してみると良いだろう。

自殺をしたいのであれば、その後でも構わないはずだ。

しかし、シャープさんのパフォーマンスに自ら巻き込まれていけば、おのずと生きる目的や死ぬ理由、お金のことなどをストレスに感じる必要がないことをすぐに感じ取れることだろう。

そして、その場にいる人と楽しめば、簡単に「なぜ生きるのか」「なぜ自分は死ななくてよいのか」という「答え」が頭ではなく肌で感じられるのではないだろうか。


死ぬのもお金がかかります。。。。


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