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コロナ禍でも観光OKな州は?豪州国内の旅行の可能性についてまとめてみた

2020年、世界で猛威をふるい続けている新型コロナウィルス感染症。9月1日時点での合計感染者数は全世界で2500万人以上、日本で6万7000人以上といまだに感染拡大が進んでいる。オーストラリアでもビクトリア州を中心に感染が拡大しており、合計感染者数は2万5000人(内VIC州が約1万9000人)となっている。

そのためオーストラリア政府は現在、国境を封鎖、一般的な海外渡航を禁止している。また、ほぼすべての州政府が州境を封鎖しコロナウィルスの封じ込めに躍起となっている。観光立国とも言えるオーストラリアだけに、国境や州境をまたいでの移動が制限されていることは経済に大きなダメージを与えている。

そんな中、オーストラリアの多くの地域では9月中旬からのスクールホリデー、12月のクリスマスホリデーという長期ホリデー期間に突入する、季節も春から夏へと移り、観光やレジャーに最適なシーズンとなる。

多くの人がレジャーや観光を楽しみたいと考えているが、どこまで制限がかけられているかについては各州のホームページなどを見るしかない。

そこで、各州政府や保健省のホームページ等から、オーストラリア在住者が海外旅行または国内旅行をどれくらいできるものなのかをまとめてみた。

(注意)以下の情報はすべて2020年8月31日現在のもの

 

オーストラリアから海外旅行は禁止措置が継続中

haneda - コロナ禍でも観光OKな州は?豪州国内の旅行の可能性についてまとめてみた

オーストラリア連邦政府は豪州国内の感染者の23%が海外からの帰国者だったことから、例外を除き海外渡航を禁止している。

例外とは、豪州国外からの観光客や留学生やワーキングホリデーなど、「居住者」ではない者、永住権または市民権を持たない者の本国への帰国を指す。

一方、市民権または永住権保持者は、輸出入など貿易に関わる仕事や海外渡航が必要な医療従事者、オーストラリアで受けられない手術などの医療措置が必要な者などほんの一部の人に海外渡航を許可しているが、その他はかなり厳しく制限されており、海外旅行は現在のところ諦めたほうがいい。

オーストラリアの各州の旅行の制限状況

それでは、各州に旅行する場合の制限について見ていく。

残念ながら現時点では、どの州もコロナの感染拡大を防ぐために他州への旅行を推奨していない。

また、ほとんどの州で州境を越える前に許可証を申請し、提示する必要があるということは覚えておきたい。

また、同じ州内においても、自由に移動ができる都市・エリアもあれば、集会の人数制限が厳しいところもある。

こうした規制の制限は各州の情勢によって異なる。そのため規制の文言も「must not」と厳しく禁止しているところもあれば、「should consider」など注意喚起の場合もある。
旅行や出張を考えている場合は、こうした各州のルールを事前に確認しよう。

 

NSW州の旅行・移動についての制限

bondi beach - コロナ禍でも観光OKな州は?豪州国内の旅行の可能性についてまとめてみた

他州からNSW州への旅行は状況によって可能

経済はもとより主要観光都市でもあるシドニーを州都とするニューサウスウェールズ州では、隣接するビクトリア州への規制を厳格にしている。そのため、ビクトリア州民および過去14日間にビクトリア州に足を運んだ人は、隔離規定をクリアしないとニューサウスウェールズ州に入れない。その他の州からについては、ニューサウスウェールズ州政府は州境制限を設けていないので、旅行も出張も可能としているが、他州側が制限を設けているため、事実上、他州からの観光は難しいと言える。

NSW州から他州への旅行はQLD、TAS、ACTが可能かも

まずビクトリア州への旅行は禁止されている。
ニューサウスウェールズ州民が他州に旅行する際は、各州の旅行制限に基づく必要があるためかなりの注意が必要。ただし、居住地区がホットスポットに指定されていなければ、クイーンズランド州、タスマニア州、キャンベラ(ACT)への旅行が可能な場合がある。自動車での越境は厳しいチェックがあるため、検査体制が整っている空港を利用することが要請されている。そのため、旅行会社のツアーなどに参加するのがベター。

NSW州内での旅行は制限なし

ニューサウスウェールズ州民が州内を旅行する際には距離などに制限はない。一般的なソーシャルディスタンスや密を避ける、集会・集合規制などのルールを守っていればOKだろう。また州境付近の住民についての制限が変更されやすいので注意が必要。

 

VIC州の旅行・移動についての制限

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VIC州民は今は耐える時期

メルボルンを州都とするビクトリア州は現在、非常に厳しい措置が取られている。特にメルボルンはステージ4で午後8時から午前5時までの外出が禁止、半径5キロ以上の外出禁止となるなど、旅行は不可能な状況となっている。

またステージ3における地域においては、ホリデー中もステイホームが原則であり、旅行やキャンプなども禁止となっている

他州からVIC州への旅行は不可

他州からビクトリア州への旅行も各州は原則禁止または自粛要請としている。

残念ながら、少なくとも2020年9月時点ではビクトリア州への旅行は避けるしかないだろう。ただし、ビクトリア州の新規感染者も減少傾向にあるので、制限ステージが下がれば観光業は一気に盛り上がる可能性はある。

VIC州内の旅行も不可

ステージ4が取られロックダウンとなっているメルボルン。その他の地域はステージ3となっており、不要不急の外出は自粛要請となっているため、旅行は現時点では不可能。

 

QLD州の旅行・移動についての制限

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コロナ新規感染者が少ないQLD州は豪州国内観光の中心へ

コロナ新規感染者数が3月中旬から0~一桁とコロナ感染リスクが低いクイーンズランド州は、グレートバリアリーフやテーマパーク、動物園など観光資源が豊富。9月のスクールホリデーからはいよいよ本格的に観光シーズンに入るため、各観光スポットでの混雑が見込まれている。

他州からQLD州への観光はホットスポット指定されているか否かがポイント

クイーンズランド州政府では、他州からの観光について、クイーンズランド州政府が指定したコロナのホットスポットに過去14日間の内に行ったことのない人であれば、誰でも観光できるとしている。ただし、9月1日時点では、州境付近サバーブ以外のNSW州とVIC州全体をホットスポットに指定しているためそれらの州の住民は旅行はできない。

QLD州指定のホットスポットについては、リンク先から確認してみよう。

なお、QLD州を越えるにはボーダーパス(越境許可証)が必要となる。

QLD州内の観光は制限なし。テーマパークもオープン

クイーンズランド州民が州内の旅行をするのに制限はない。また、クローズしていたオーストラリアを代表するテーマパーク「ドリームワールド」がムービーワールド、シーワールドに続いて、9月16日から再オープンするなど明るい兆しが見えている。経済的には積極的に観光にでかけてもらうのが良いが、密になりやすいので、対策して出かけることをおすすめする。

 

WA州の旅行・移動についての制限

WA - コロナ禍でも観光OKな州は?豪州国内の旅行の可能性についてまとめてみた

手付かずの自然が多くあることで知られる西オーストラリア州(州都パース)はコロナの新規感染者数ゼロから一桁をキープできており、旅行などの規制緩和に向けて期待されているが、現時点では州境閉鎖状態が続いている。

他州からWA州への旅行は不可

現在、西オーストラリア州ではコロナ感染拡大を抑え込むことを目的に他州からの流入者を厳しく制限しているため、他州からの一般旅行者は受け入れていない。

WA州内の旅行はほぼOK。景勝地も再オープン

西オーストラリア州民による州内の旅行は概ね解禁されている。これまでクローズしていたキンバリーやナンヤットジャラック、東ピルバラの一部も観光を解禁された。一方、アボリジニの遠隔コミュニティなど一部地域については旅行を禁止しており、罰金は最大5万ドルと厳しいので注意が必要。

 

SA州の旅行・移動についての制限

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アデレードを州都とする南オーストラリア州は豊かなワイナリーやカンガルー島などで有名。コロナ新規感染者数もゼロ~一桁をキープできているため南オーストラリア州への旅行も可能だ。

他州からSA州への旅行は可能だが州によって条件あり

南オーストラリア州は現在、QLD(一部地域を除く)、NT、TAS、WAの各州(準州)からの旅行を許可している。NSW、ACTの州民は14日間の自己隔離を経て入州が許可される。VIC州民については一般的な観光は許可されていない。

南オーストラリア州に入るには、「Cross Border Travel Registration」という登録証を入州の14日前に申請しなければならない。また、この審査には72時間ほどかかるので、日程に余裕をもって提出することが不可欠となる。

 

TAS州の旅行・移動についての制限

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世界で最もピュアな自然が残ると言われるタスマニアも人気の観光地。コロナの新規感染者も少なく、州全体が島ということもあり、独自の対策で感染拡大をうまく制御してきた。

他州からTAS州への旅行は実質上不可

タスマニア州では現在他州からの旅行者に対しては、州政府による監視のもと、14日間の宿泊施設での隔離が行われる。また、その際の宿泊費用は1人当たり2,800ドルとなっている。加えて、ビクトリア州およびシドニーおよびブリスベンの指定区域に足を運んだことのある人は、タスマニア州に入るまでに14日間開けなければならない。そのため、タスマニア州への旅行は実質上不可能と言える。

メインランドへの渡航を一部解禁

タスマニア州民による州内の旅行についてはルールに従えば可能で、宿泊施設の利用についても制限が緩和された。またキングス島とフリンダース島からのメインランドへの渡航も解禁されている。

 

ノーザンテリトリーの旅行・移動についての制限

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エアーズロックやカカドゥ国立公園などオーストラリアの壮大な自然を楽しめる有数の観光地を擁するノーザンテリトリー。コロナ感染者数も少なく減少傾向にあるが、現在の安全性を保つため、州境で厳しい管理を行っている。ただ、ルールに基づけば旅行は可能だ。

Border Entry Formを提出すれば旅行は可能

ノーザンテリトリーに入るには、旅行する72時間前に「Border Entry Form」に申請しておく必要がある。ただし、ホットスポットに指定されていた地域に足を運んだことのある人についてはNT準州政府が指定する宿泊施設(自費)での14日間の隔離が多なわれるので注意が必要。

 

ACTの旅行・移動についての制限

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ACT(オーストラリア首都特別地域)はオーストラリアの首都であるキャンベラがある地域。特別観光向けの都市ではないが約40万人の人口を抱えた都市なので、知人や家族が住んでいるという人も多いことだろう。

安全に十分考慮しての旅行は可能

ACTではキャンベラを含む地域の旅行や移動については、ビクトリア州、シドニー大都市圏、QLD州のホットスポットからの旅行については禁止としている。また、その他の州からの旅行者については、十分な配慮をもって行うように勧告している。つまり他州からの旅行も可能と言える。
ただし、例えばQLD州のようにACTからの越境を許可していない州があるので、行くことは可能だが、帰れないという場合もあるので注意が必要。

 

コロナ禍の旅行は慎重に

ここまでオーストラリア各州・地域の旅行関連について紹介してきた。いずれの州・地域に共通しているのは、ホットスポットやクラスターが発生した地域からの人の出入りを禁止・自粛要請をしている点。また、他州から入ることはできるが戻る際の条件などがある場合などがある。

また、コロナの感染状況は短期間で大きく変わる可能性があるので、旅行前には各州ホームページを必ず参照し、最新情報を見ながら旅行を決定したいところだ。
各州の隔離や旅行に関する制限情報は各州のホームページまたは連邦政府保健省のホームページから確認できる。


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