複数のアプリを一括で作業させる便利アプリ「IFTTT」の使い方とレシピ事例
複数のタスクを自動化させる便利アプリIFTTT の使い方を日本語で紹介<
iPhoneを利用している人なら、こんな時はないだろうか? 例えば、写真を撮ったら同時にドロップボックスに落としたい、Facebookに投稿したら同時にTwitterにも投稿させたいど、といった具合に、毎回似たような作業だが、アプリを1つ1つ作動させるのは面倒なもの。
そういう時に便利なのが「IFTTT」(イフト)だ。IFTTTは現在のところiPhone専用の海外アプリなので、Androidなどのスマートフォンを利用している人は、今回はご容赦願いたい。
今回紹介するアプリ「IFTTT」の正式名称は「if this, then that」。日本語にすれば「こうしたら、ああする」ということで、スマートフォン上で、何かアプリを使ったら、別のアプリにも連動させるという便利なアプリだ。
とはいえ、このアプリ、登録方法から使い方まですべて英語で表記されているので、英語が苦手な人には少々ハードルが高いかもしれない。そこで、以下に登録方法と使い方について日本語で紹介するので、ぜひ使ってみよう♪
1. アカウントの登録
IFTTTはアカウントを登録することから始める。
アカウントは、ユーザー名、Email、パスワードを入力。
入力後、「Create Account」ボタンをクリックするとメールアドレスに確認メールが届くので、メールにある「Confirm(確認)」ボタンをクリックすればログインすれば登録は完了だ。
2. IFTTでできること
IFTTTは、設定するアプリの動作と連度して、別のアプリなどの動作を自動で行なってくれるアプリ。そこで、第一のきっかけを設定するアプリを”TRIGGER(トリガー)”と呼び、そのトリガーを元に動く動作のことを”ACTION(アクション)”と呼んでいる。
IFTTTでは、このトリガーとアクションを設定するのがIFTTTの設定となるが、写真でいえば、「if」の後に来るのがトリガーで、「then」の次にくるのがアクションとなる。
また、その下の英語の文言はレシピと呼ばれる、アクション内容を説明するもの。
写真の一番上ので例で言えばこのレシピは、「もしiPhoneカメラ」で写真をアップロードしたら、フリッカー(写真共有サイト)にもアップする」というレシピを表している。
3. 早速使ってみよう
では、早速レシピを作ってみよう。レシピに使えるアプリは、ソーシャルメディアから画像アプリ、iPhoneの個人設定やメールなど67種類用意されているので、きっと、「こんな機能があったらいいのにな」というものが見つかることだろう。
今回は一例として、「もし、iPhoneで写真を撮影したら、同時にドロップボックスにもコピーする」というレシピを作ってみる。
まずは、IFTTTアプリを起動し、右上の丼のようなアイコンをタップする。すると、以下のような、レシピの作成画面になる。
ここでは、左側の青い「+」をタップして、トリガーとなるアプリを選択する以下の画面へと移る。
ここで、写真アプリをスライドして選択し、レシピ内容を選ぶ。今回は一番上の「Any new photo」を選択した。(新しい写真のものはどんなものでも)。このレシピ内容の選択では英語となるが中学生レベルのものなので、映画が苦手な人でもおおむねは理解できると思う。
トリガーを選択したら次は、アクションのアプリを選ぶ。
また、写真アプリを利用する場合には、以下のように「IFTTTとiPhoneをつなげる許可」を聞いてくるので、青いボタンをクリックすればよい。
今度は、オレンジ色の「+」をタップすると、アクション・アプリを選択する画面になるので、今回はドロップボックスを選らんでみる。
ここでは、画像をドロップボックスにコピーしたい場合には、「Add file from URL」を選ぼう。
これで、アクションのレシピもできたので、
「もし、iPhoneで写真を撮ったら、ドロップボックスにコピーする」という構文ができ上がった。
このようにIFTTTではさまざまなレシピを組み合わせることで、iPhoneでの作業効率が格段に上がるので、ぜひとも使ってほしい。
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