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スタサプは帰国子女の受験にも効果!日本語学習を習慣化させる秘訣とは?

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【概要】

本記事は、海外在住者の子どもが小学生以上で、将来的に日本に帰国し、日本の学校に通う予定がある人を対象とした記事です。
リクルート社が発行しているオンライン学習アプリ「スタディサプリ(スタサプ)」が海外在住者の間でも人気を博しています。
帰国子女枠での中学・高校受験を考えている人にとっても有益な記事となるでしょう。

海外で子育てをしている親御さんの間でしばしば話題となるのが、子どもの日本語教育の話。

かつて土曜日の補習校に通えば十分だと考えられてきた帰国子女の日本語力低下が近年目立ち始めているという。

中には、このグローバル化時代において、もはや日本語は不要だと、割り切る親も増えているようだ。

しかし、日本人の親を持つ子どもとしては、自然とバイリンガルになる環境にあるため、日本語の学習および日本語での各教科の学習を疎かにすることは得策とは言えない。

そこで今回は、海外在住者からも気軽に始められる日本の学習アプリ「スタディサプリ」について紹介する。

日本人学校や土曜補習校に通う日本人の子供が減少傾向

日本語補習校は日本政府が認可した、文科省学習指導要領に基づいて日本の学校教育を提供する施設。

全日制の日本人学校とは異なり、土曜日だけ授業を行うことが多いため補習校と呼ばれる。現在世界各地に約200校があえるとされている。

主に海外に派遣された駐在派遣社員や国家公務員の子息の日本語能力維持や帰国後のカリキュラムについていけるように学習することが目的。

だが、近年では駐在員なども30代、40代が約8割を占め、未就園児や幼稚園児の比率が拡大しているほか、派遣の長期化や国際結婚の増加に伴い、グローバルな人材教育を目的として現地校に通い、週末も現地のコミュニティーに溶け込む子どもたちが増加傾向にあり、補習校に通う子どもは減少傾向にあるという。

また、日本の少子化によって海外子女も減少し、日本人学校や補習校では、教員不足や生徒不足で経営が成り立たず閉校するケースも増えている。

同時に補習校はPTA活動も必須となっているため親への負担も少なくはない。

帰国子女の受験で「国語」は全ての教科で最重要課題

国語 スタサプ

そんな中、帰国子女の受験で大きな壁となるのが、国語=日本語だという。

海外に長く住めば住むほど、日本語との接点が少なくなるため、どうしても子どもの国語力は下がってくるというのが多くの親の共通の悩みだろう。

海外に長期滞在している親が危惧していることは主に以下の3つだ。

  • 漢字の読み書きが年々できなくなってきている
  • 幼い頃は親や日本人の友達とは日本語で話していたが、今は自然と英語で会話する
  • 算数などの教科は得意だが、同じ問題レベルでも日本語の文章問題になると解けない

海外在住の日本人の子どもは、算数を得意とする傾向があると言われるが、英語での算数や数学の問題が解けても、日本語の文章題になると解けなくなるというケースは多々あるようだ。

また、バイリンガルとして育てるため、日本語の絵本で読み聞かせをしていたが、保育園や幼稚園に入ると同じ絵本でも英語で読み聞かせされ、英語に慣れてくるため、日本語での読み聞かせに子どもが違和感を持ってしまい、集中して聞いてくれなくなったという経験がある人もいるだろう。

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海外留学できている子女の場合も同様に、子どもの学習能力は高く、英語環境に入ってから次第に日本語よりも英語の方がスムーズになってきているというケースも多い。

国語は海外在住の子女の場合、漢字でつまずく子どもが多く、読めない感じが増えていくとどうしてもやる気を失ってしまう。

そのため、継続的な学習が必要で、よく言われる「習慣化」が鍵となる。

日本の学習アプリNo.1! スタディサプリ(スタサプ)の特徴と注意点

スタサプの画面
スタサプ・小学講座の公式サイト。キャンペーンも随時行われている


そこで、海外在住者におすすめの日本の学習アプリがスタディサプリ(以下、スタサプ)というわけだ。

スタサプはリクルート・グループが配信している学習アプリで、小学講座、中学講座、高校・大学受験講座、社会人スタサプENGLISHの4つの講座に分かれ、どの世代にも対応している。

プロ講師によるわかりやすい授業が5教科約4万本見放題でありながら、月額2000円程度(中学講座の場合)とコスパが良く、合わなければ解約も簡単にできる点で人気となり、現在では会員数が157万人にも上り、学習アプリとしては日本最大級のアプリに成長した。

そんなスタサプの特長と注意点について親目線でまとめてみた。

スタディサプリの特徴はコスパが抜群

スタサプの最大の特長は、ベーシックコースであっても5教科4万本のプロ講師の授業が見放題となっている点だろう。

また、それに付随する演習問題も1万問以上が解き放題となっているので、きっちり理解できるまでとことん学習できるのが良い。

しかも、講師陣も経験豊富なプロ講師なので、理解が早く、わかりやすいと評判だ。

これで月額2,178円というのは非常に格安と言える。

文科省による子ども学習費調査(平成30年度)によれば、高校生における1年間の平均学習塾費用は公立高校で約10万7千円,私立高校で約13万円で、つまり平均月額2〜3万円を塾に使っている。

これを見れば、スタサプがいかにコスパが良いかが分かってもらえるだろう。

実際に利用してみたら自主的に勉強するようになった

スタサプの画面
スタディサプリの実際の授業画面。パソコンでの利用がオススメだが、タブレットやスマホでも利用可能

スタサプはコスパの良さはもとより、最も学習で大事な「自主性」をアップさせる効果がある(次項参照)。

これは筆者の実感かつ周囲の実体験の話になるが、

我が子も実際にスタサプを始めてみたが、それまで自ら勉強をしようとしなかった息子が、以来、自主的に勉強するようになった。

実際、滅多のことで休むことなく、毎日、何かしらスタサプを開いているという状況が続いている。

楽しいという表現が適切かどうかは言えないが、学習スタイルがまず動画になったことが大きかったようだ。

これまで日本の教科書で勉強をさせていたが、まず本を読み込むというところが苦手な子どもだっただけに、動画なら楽しめる。

また、これまでは紙の上で、鉛筆と消しゴムを使って行う勉強スタイルだった。

間違えたり、書き損じた場合には消しゴムで消していたので、その消しカスを片付けるだけでもストレスになってしまうかもしれない。こんなちょっとした行動が時間をとったり、集中できなくなったりするもの。

また、やはりプロ講師による授業はわかりやすく、丁寧な説明は、日本語がネイティブとは言えない息子でも理解しやすかったようだ。

個人的な意見になるが、例えばオーストラリアの現地校の授業はそれほど丁寧な説明などはなく、どんどん自分で勉強していくタイプ。

そのため、授業を聞いていなくて叱られるというケースはあまりないかもしれないが、自分で復習するしかない。

また、オーストラリアではキチッとしたカリキュラムを学習要項に沿って進めるというよりは、校長の権限でカリキュラムが変わったり、教師に任せられている面もあるため、日本の高校ような偏差値というのも存在しない(統一試験のようなものはある)。

これらを踏まえると、動画であってもきっちりと図解で授業をしてくれるスタサプは息子にとっても有益だったようだ。

日本の子供たちは塾などで慣れているかもしれないが、この点はむしろ海外在住の子女にとって利点があると言える。

また、万一、子どもがスタサプにはまらないと感じる場合も、14日間は無料で簡単に解約できるので心配ない。

まずは無料体験として始めてみることをお勧めする。

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自習アプリだが、親もちゃんとチェックできるシステム

スタサプからのメール
【実録】スタサプを始めた筆者の息子はスタサプでの学習をほぼ毎日続けている。これで2ヶ月目。画像の通り、クリスマスホリデーも毎日続けている


筆者としては、スタディサプリに入会したことで子どもが自発的に勉強するようになった点が最大のメリットだと感じているが、中にはなかなか習慣化できない子どももいることだろう。

なるべく自発的に学習させるようにしつつ、親としては子ども学習状況をモニタリングしたいところ。

スタサプの場合、申し込み時にまず親が支払いや解約などを行う管理アカウントを作り、学習用の子どもがログインするアカウントを作ることになる。

親の管理アカウントには毎日の学習状況が送られてくる

スタサプの学習状況のメール
スタサプは学習した翌日にレポートがメールで届く


スタサプの学習状況
動画(講義)の試聴分数と毎回小テストを受けられるので、その正答率について表示される


スタサプの学習状況のメールが届く
教科ごとのレポートも送ってくれるので、得意教科や苦手教科も把握しやすい


画像を3枚に分けて紹介したが、毎日このようなメールが届くので、親としても見守りやすいという点はありがたい。

例えば、筆者の息子の場合、当初は日本の「社会」は全く勉強したことがなかったので、非常に苦手だと思っていたところ、始めてみると意外にも一番得意かつ好んでいることがわかった。

このように、意外な発見もある。海外在住の子どもの場合は英語は簡単と思うかもしれないが、日本語で文法の解説などもあるので、例えば「関係代名詞とは?」と言われても、理解できない場合もある。

日本語で学ぶ英語に新鮮な印象を持つことだろう。最初は戸惑うかもしれないが学習を続けていくうちに、日本の学校に行ってもついていけるという自信に繋がる点もメリットだと言える。

領事館配布の教科書併用で日本の授業もキャッチアップ

領事館配布の教科書

スタサプは申し込みの際に、利用中の教科書を選択する箇所がある(これによって講師が決まるようだ)。

海外在住者の場合、補習校や日本人学校で使っている教科書を参考にすれば良い。

補習校や日本人学校に通っていない子女の場合は、領事館で教科書が無料配布されているので、そちらを事前に取り寄せてみよう。

領事館による無償の教科書配布は年に1、2度しか案内されないので、年明けに問い合わせておくとよい。

ただ、日本の学校は各地域や学校によって使っている教科書が違うので、もし帰国予定があり、通う学校が決まっている場合は、そちらに問い合わせることをお勧めする。

それにより、スタサプでの学習がスムーズになるので、教科書のチェックはできるだけ行おう。

教科書がゲットできたら、スタサプと同時に教科書を見て復習することで、実際の学校での進捗状況とも合わせて確認できる。

海外からスタサプを申し込む際の注意点

ここまでスタサプのメリットや利点を紹介してきたが、特に海外在住の子どもにとっては最初は戸惑うこともあるかもしれない。

ここでは、海外在住の子どもがスタサプを受講する際に注意すべきことを紹介する。

  • 現地校の授業とは進み具合がかなり異なる可能性:現地校に通っている子どもの場合、日本のカリキュラムと外国のカリキュラムは結構異なるので、注意が必要だ。
  • 特定の科目だけを選択して受講できない:スタサプは基本、5教科(国語・算数/数学・理科・社会・英語)を受講する人向けのアプリ。日本語のキャッチアップだけを考えている場合には向かないかもしれない。
  • モチベーションがないと継続が難しい:将来日本に帰国予定のない現地生まれの子どもなどは、日本語を学ぶ、日本語で勉強する動機付けが難しいため継続が難しいと言える。

とはいえ、スタサプは14日間無料体験がついているので、まずはトライしてみることで本当の良さがわかることだろう。

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スタディサプリがオンラインチューター(家庭教師)よりも効果な理由とは?

スタサプのコスパの良さや学習アプリとしてなぜダウンロード数No.1なのかは、きっと理解してもらえたことだろう。

しかし、スタサプの弱点に実際の講師とコミュニケーションをとりながら勉強していくスタイルではないので、オンライン・チューター(家庭教師)の方がいいのでは?という考える人もいることだろう。

オンライン・チューターであれば、分かりにくいところや聞きたいことがあればその場で聞くことができる。

家庭教師とのミーティング時間が決まっているので、自主的に勉強しない子どもでも強制的に勉強させることもできるだろう。

ただ、海外在住者がオンライン家庭教師を利用する際の最大の問題は時差だろう。

オーストラリアやシンガポールなど日本との時差が短い場合はそれほど問題ないかもしれないが、北米や欧州などの時差が大きい国の場合は、オンライン家庭教師はやはり日本の日常の時間帯に合わせるのが難しいため利用するのは厳しいと言わざるを得ない。

加えて、オンライン家庭教師はスタサプよりも高額で解約もしにくいというデメリットもある。

さらに、家庭教師と子どもの相性というのもあるだろう。ストレスを抱えても強制的に画面の前に座らされるより、いつでも気軽にスマホでもできるスタサプの方が勉強へのストレスは少ないだろう。

仮に、受験などでより勉強効率を高めたい場合はスタサプのベーシックコースから個別コースにアップグレードすることもできるので、こういった面でもスタサプの有用性は高いと言える。

とは言え、海外子女専門のオンライン家庭教師サービスを見つけたので、こちらも参照されたし。

まとめ: スタサプは勉強習慣を付けるのに最適なサービス

いかがだっただろうか?
スタディサプリのデメリットは単純にほぼないことがわかってもらえたと思う。
筆者の実体験としても受験シーズンに入れば個別コースに切り替えてもいいかなと思うほど、学習効果は高かく、実際、試しに「中学校卒業程度認定試験」の過去問(国語)をさせてみたところ、初めてなのでアシストは必要だったが、中3卒業レベルの認定公式試験を中2相当の海外子女である息子は56点を取った。
全く日本の学校に行ったことのない海外子女としては、十分といえる。
もしスタサプをさせていなければ、3割も取ることはできなかったことだろう。

もし、帰国予定のあるお子さんをお持ちの親御さんは、是非ともスタサプ、14日間無料体験があるので、ぜひ活用してもらいたい。

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