まずは以下の写真を見ていただきたい。
これは最近の筆者の着信履歴だが、平日の2日に1回非通知着信が来ている。
これがもう3か月ほど続いている。
何度か電話に出てしまったことが運の尽きだった。
とりあえずセールの電話だったので、英語が分からないふりをして会話を遮ったのだが、それからほぼ毎日のように電話をかけてくる。
最初はセールスではない仕事関連の電話かと思って、出ていたのだが、毎回同じなので、これはひっかかてしまったと思い、自分のキャリアであるVodafone Australiaのショップに出かけた。
ネットで調べたところ、日本ではキャリアのオプションサービスで月に数百円程度を支払えばiPhoneの非通知着信を拒否できるサービスがあるという。
ということで、Vodafoneに行って「Can I join your anonymous call rejection service?」と聞いたら「ハァ?」と聞き直された。
「いやいやいや、iPhoneにかかってくる非通知着信を拒否するオプションサービスのことでんがな。日本では普通にある、あれやがな。あれ!」と言い直したら、店員は一言こういった。
「ここはオーストラリアだよ。そんなサービスどこにもないし。迷惑電話が嫌なら、電話番号を変えればいいじゃん」
「。。。」
というわけで今回は、iPhoneにかかってくる非通知着信にお悩みの方に、オプション・サービスを使わなくても(使えなくても)非通知着信を拒否する設定の仕方を伝授する。
ウザい非通知着信をiPhoneで拒否するように設定する
iPhoneを使用している人ならご存知の「設定」アプリ。すべてはここからスタートだ。
1.まずは設定⇒おやすみモードに
まずは設定からおやすみモードをONにする。これで、ひとまずどんな電話にも邪魔されなくなる。ただ、本来は電話に出たい相手がほとんどなので、そういう設定をする必要がある。
2.おやすみモードの着信許可と通知を設定する
おやすみモードとは、基本、寝ている時に着信音などで眠りを邪魔されないようにする機能。
通常は就寝時間に合わせるのだが、今回は時間指定なし。向こうがあきらめるまで徹底的に無視する戦法だ。
あと重要なのは「すべての連絡先」の着信を許可しておくこと。
せめて、連絡先に登録している電話番号からの着信は出られるようにしておきたいから。
もし、かかってきそうな仕事の電話番号があるならば、事前に登録しておこう。
そして、誰から電話がかかってきたのかが分かるように、通知は「常にする」にしておこう。
ちなみに、おやすみモード全体をONにしたりOFFにしたりする場合は、機内モードなどと同じように下からスワイプして三日月マークをタップすることで設定できる。
iPhone上で設定するのはこれだけだ。
かけてきた相手には、どう聞こえているかというと、通話中のプー、プーという音が流れる。
そのため、相手はこちらが本当に話し中なのか、おやすみモードなのかは判断できないことになっている。
もちろん、ほとんどの非通知を利用した営業の電話は機械的にかけられているので、かけてくる相手に精神的なダメージを与えることはできない。
実際にむかつくほどしつこいのであれば、電話がかかってきた時にガツンと言ってやると、オーストラリアの場合は電話がかからなくなることもある。
(この辺は自己責任だが、筆者の経験上、オンブズマンに連絡入れるから、お前の名前と責任者の名前と電話番号を教えろ!と強くいうと、迷惑電話がかからなくなるケースが何度かあった)
iPhoneのこと、知らないことばっかり!
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