NordVPNで海外から観れる日本の動画配信サイトベスト5

概 要
本記事は、海外在住者が日本の動画配信サイト（NetflixやAmazon Prime Videoなど）を見る際に必要な「VPN」の中でも、日本および海外でも主流となっているNordVPNを利用して、海外から視聴が可能となる日本の動画サイトについて紹介しています。
NetflixやAmazon Prime Videoだけじゃなく、日本にも数多くの動画配信局があり、オリジナルのドラマや映画、バラエテイなどが豊富に揃っています。

インターネットも５G時代に入り、動画コンテンツが日常的に楽しめるようになった。

今や地上波テレビやBS、CSだけを視聴しているという人のほうが少ないくらいで、NetflixやAmazon Prime Videoなどを中心に動画コンテンツを楽しんでいるという人も少なくない。

この潮流は意外と古くから始まっており、2017年の第89回アカデミー賞で、米ストリーミング大手のAmazonとNetflixがそれぞれ初受賞の快挙を成し遂げたことで、一気に両社の会員数が日本でもブレイクした。

この第89回アカデミー賞では、Amazonが配給を手がけた「マンチェスター・バイ・ザ・シー」が脚本賞と主演男優賞（ケイシー・アフレック）、イラン映画「セールスマン」が外国語映画賞に輝き、3冠を達成。Netflixも、自社配信のドキュメント作品「ホワイト・ヘルメット　シリア民間防衛隊」が短編ドキュメンタリー賞を受賞した。

また、2022年第94回アカデミー賞では、アップル社の「コーダ　あいのうた」がネット配信会社のオリジナル作品としては史上初となる「作品賞」を受賞した。

このように、今や良質なコンテンツは巨大ネット配信会社から生まれるという定説が生まれ、劇場映画や地上波テレビなどはどんどん後塵を拝する形となっている。

そんな中、グローバルな問題として残っているのが、コンテンツの「リージョン規制」の問題。

これはコンテンツの著作権を守るための規制のため、国によって異なるが、いずれにせよ日本のコンテンツを海外で観ることはできない。

このリージョン規制を超えるためのサービスがVPN（Virtual Private Network）だ。

VPNを使えば、居住国から日本のコンテンツを見られるようになる。

そこで、今回はVPNの中でも最も信頼性が高いとされるNordVPNを利用して海外からでも観られる、日本の動画配信サイトをランキング形式で紹介する。

ここでは、海外在住者にはもはや定番となっているNetflixおよびAmazon Prime Videoを除いた、日本国内で動画配信サイトについて紹介する。

NordVPNとは

海外在住者の間で日本のコンテンツのニーズが高いのは、「英語がまだうまく理解できない」「現地のテレビ番組やコンテンツが面白くない」というのが主な理由だという。

そんな海外在住者にも人気の高い日本の有料動画配信サイトや日本の映画やドラマを観るには、「VPN」という地域コードを超えられるサービスが必要だ。
VPN（Virtual Private Network）とは、インターネット回線に仮想のプライベートネットワークを作り、国や地域などの制限を超えて、セキュリティーの高いネットワークを作り出すというもの。

このVPNのサービスには有料と無料のものがあり、現在ではセキュリティの観点からほとんどの人が有料のVPNを利用しているのが現状だ。

そんな有料VPNの中でも、海外在住者の間で最も人気と信頼性が高いのがNordVPNだ。

NordVPNは、世界で1400万人以上のユーザーを抱える一大VPNで、日本国内にも80台以上のサーバーを保有している。

BBC、CNET、HUFFPOSTなど海外の大手ネットメディアからもレビューされ、Forbes Advisor2021年度「ベストVPN賞」やAndroid Centraｌ2021年度「Android向けベストVPN賞」などの賞を毎年受賞している。

これらの賞は、高速かつ安定してたインターネット接続とセキュリティー面において非常に優秀であることを証明するものであり、ユーザーにとっては最も重要なポイントとなる。

VPNサービスを提供する企業はたくさんあるので、どれを使えば良いかわからないという人は筆者の利用体験から言っても、NordVPNにしておけば、まず問題はないと言える。

とはいえ、どんなサービスにもメリットとデメリットはあるもの。
そこで以下に、NordVPNのメリットとデメリットを記しておくので参考にしてもらいたい。

NordVPNのメリット

①サーバー設置台数が多い：NordVPVのサーバー設置台数は世界で5500台を超え、もはやVPN最多級のサーバー数。サーバー台数が多いということは、アクセスの集中に対応できるため高速インターネットを利用できるということ。
また、他国では解禁されている日本国内未発表のコンテンツもサーバー設置国数が多いNordVPNなら観られる。
例えば、BTSの最新クリップが世界に先駆けて韓国で先行配信された場合でもオンタイムで観ることができる。

②長期パッケージで最大６３％OFFという割引キャンペーンが常設：NordVPNには、「スタンダードプラン（月額460円）」「プラスプラン（月額540円）」「コンプリートプラン（月額690円）」の３つのプランが用意されていて、2年間契約、1年間契約、1ヵ月契約の契約期間から選ぶことができる。長期契約するほど月額は安くなり、例えば、スタンダードプランで1ヵ月契約なら月額1,380円だが、2年間プランなら月額460円と６３％の割引となる。
また、ので、気軽に申し込めるのもうれしい。

③速度が安定している：VPNは一般的に速度が落ちるというのが定説である。
サーバーにもやはり距離というのは影響し、現在利用しているローカルのサーバーにつなぐよりも海外のサーバにつなぐほうが遅くなるのは当たり前のこと。
だが、NordVPNは先ほどのサーバー設置台数の多さから、アクセスを分散できるため速度が低下することが少ないのが特長となっている。

④顧客情報を守る姿勢強い：VPNなどのインターネットサービスを使用するに当たり、心配なのがセキュリティと個人情報の漏洩。NordVPNでは、まず「ノーログポリシー」といって、顧客に利用履歴をサーバーに残さないことをポリシーとしている。
多くのVPNサービスでは、会社が接続元を確認できるというのは一般的。しかし、会社が接続元を確認できないようにしているNordVPNはその点で信頼できる。
また、本社をパナマ共和国に置いているが、これはアメリカなどの個人情報を政府等が強権的に閲覧したり会社側が無断で個人情報を流すといった国があるが、こういうことがないように、顧客情報を守るという意味合いがある。

NordVPNのデメリット

①サポートは英語のみ：海外在住者の人には、それほど問題はないかもしれないが、なにかトラブルが起きた時は英語での対応となる

②地域によっては速度が遅くなる：どのVPNも同様ですが、例えば東京都内と離島では、速度に違いが出てしまいます。安定した高速インターネットを提供するとうたうNordVPNですが、他社と同様、地域によっては遅く感じる所もあるので留意しておきたい。

③中国には接続できない：海外在住者の中で、アメリカに次いで日本人の人口が多い中国だが、NordVPNは中国やロシアといったネット検閲の厳しいところではつながらない。なぜなら、メリット④で挙げたような個人情報保護が担保できないからだ。ちなみに、中国でVPNを利用する場合は、セカイVPNがオススメとなる。ただし、サーバー台数10台程度なので、速度はやはりNordVPNに劣るが、中国在住者は残念だが、あまり他国のような速度でVPNを利用する方法はないだろう。

NordVPNを使って海外から観られる日本の動画配信サイト人気ベスト５

ここでは、上記で解説したNordVPNを使って海外から観られる日本の動画配信サイト人気ベスト５を紹介する。

No.1 U-NEXT

U-NEXTはかつての有線放送サービスを提供していた株式会社USENを母体とする動画配信サービス会社。
コンテンツの配信についてはUSENの時代から実績があるコンテンツ会社の老舗であり、それゆえのコンテンツの圧倒的な豊富さが最大の特徴と言える。
国内最大級のコンテンツ数を誇り、映画、アニメ、TVドラマなどのコンテンツが大量に用意されているほか、雑誌や漫画なども閲覧することができる。中でも、最新映画の配信タイミングが速いことで知られている。
配信会社の多くが1000円以下の中、月額が2,189円と割高に感じるが、実は登録すると、登録者には毎月1200ポイントが還元され、このポイントで最新映画やドラマも視聴することができ、雑誌や書籍も購入できる。1200ポイントは1200円分のため、実は割高ではない。これは、ユーザーの取り込みのためで、実質1000円を切っている。
さらに、1500ポイントで映画館無料チケットに交換できるので、最新映画を劇場で観たいという人にもお得。映画以外のコンテンツも充実しているので、漫画や雑誌などをサブスクしている人はU-NEXTを使ってワンストップで楽しめる。

【U-NEXTの概要】

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No.2 Abemaプレミアム

Abemaはサイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で設立された、動画配信サービス。
無料でも一定のコンテンツを観ることができるのでテレビ感覚で利用する人が多い。
20代〜３0代の若者をターゲットとしている。
有料プランのAbemaプレミアムでは、無料版のプレミアム版が観られるほか、オリジナルコンテンツや最近は「那須川天心vs武尊」といったPPVも人気となっている。
２０２２年９月２５日には、RIZIN「朝倉未来vsメイウェザー」もAbemaが独占して放送予定となっているので、要注目のサービスだ。

【Abemaプレミアムの概要】

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No.3 Hulu

Huluは海外在住車の間では、ウォルト・ディズニーの傘下のビデオオンデマンドサービスと思われているが、日本では、日本テレビホールディングスが事業を継承しているため、海外と日本とで配信コンテンツのイメージが大きく異なる。
コンテンツとしては海外ドラマに強みを持ち、人気の海外ドラマ（欧米系）を全シリーズ一気観したい人にはオススメとなっている。
また、「世界の果てまでイッテQ！」や「鬼滅の刃」など日本テレビのバラエティやアニメ、ドラマなどもHuluで見逃しやオリジナルコンテンツがあるので、日本テレビ系列の番組を愛聴している人にはオススメ。
日テレのドラマは特にHuluと連動でスピンオフシリーズがあるので、そちらも人気だ。

【Huluの概要】

No.4 FODプレミアム

FOD（フジテレビオンデマンド）は、フジテレビ公式動画配信サービスで、無料の配信サービス「FOD」と、月額会員のみが利用できる有料サービス「FODプレミアム」とがある。
FODは、フジテレビの最新ドラマやバラエティ番組の最新エピソードの見逃し無料配信となっているので、オンタイムで観ている人にのみオススメ。
FODプレミアムは、見逃し配信のほかに往年のフジテレビ人気ドラマ（例えば、古畑任三郎、ロンバケ等）やバラエティ（オレたちひょうきん族やダウンタウンのごっつええ感じ等）が観られるほか、海外の人気ドラマをリアルタイムで楽しむことができる。その他、一部NHKのコンテンツも配信している。
また、FOD雑誌や漫画なども提供している。
往年のフジテレビ番組を観てきた４０代以上の人には垂涎のコンテンツが目白押しとなっているぞ。

【FODプレミアムの概要】

No.5 TVer

TVer（ティーバー）は、民放TV局が共同で提供する無料の動画配信サービス。無料なのでVPNさえ導入すれば、海外在住者でも自由に地上波テレビを観ることが可能になるが、配信されている作品数は他の動画配信サービスと比べると少なく、コンテンツもイマイチなものが多いというのが、筆者の感想だ。
TVerのためにVPNに月額を払うのであれば、海外在住スナイは月額無料で地上波テレビを観ることができるU-BOXがオススメなので、以下の記事を参照してもらいたい。

海外から日本の地上波テレビを月額無料で見る方法 - UBOX（米国、豪州、欧州）

本記事は、海外在住者が日本の地上波テレビ番組を見るためにもっともお得な方法を紹介しています。

まとめ:NordVPN加入後、U-NEXTかAbemaは加入しておきたい

いかがだっただろうか？
このように見ていくと、日本のどうが配信サイトに登録しておけば、NetflixやAmazon Prime Videoに加入しなくても日本のコンテンツ＋テレビ＋海外のコンテンツを網羅できることが分かる。
もちろん、NetflixやAmazonのオリジナルコンテンツは上質なものがあるが、日本のコンテンツをもっと幅広く楽しみたい人はU-NEXTかAbemaは加入しておけばカンペキ！と言えるだろう。
そのために、まずは基盤となるNordVPNへの加入をオススメする。
気になる人は、まずは３１日間無料お試しで使ってみよう！

NordVPNが設定できたら、次はU-NEXTに加入しよう！