
LINEMOは一時帰国のSIMにおすすめ!実質半年無料+日本の電話番号も簡単キープ!
本記事は、海外在住者が日本に一時帰国する際に日本国内で使用するスマホ用のSIMカード(iPhone/Android)または、SIMカードの不要なeSIMの中で、どの商品・サービスがベストなのかを考察した記事です。
結論から言えば、「LINEMO(ラインモ)

本記事を読めば、LINEMO(ラインモ)

海外在住者が一時帰国する際に必要な「スマホ/iPhoneのSIMカード」だが、日本には海外からの観光客や一時滞在するビジネスパーソン向けのSIMが充実している。
しかし、充実しているがゆえにどれを使えばよいかわからないという人が多いのも事実。
そこで今回は、海外在住者で日本への一時帰国を予定している人に向けて、筆者が利用してもっともお得と断言できるLINEMO(ラインモ)について紹介する。
1. 空港でプリペイド型のSIMカードを購入すると損するって本当?
2. 一時帰国の格安SIM(eSIM)にはLINEMOが最適な理由とは?
2-1.LINE使いたい放題!決めやすい2つのプラン
2-2.5Gエリアや通信速度などで圧倒的なソフトバンク系列だから安心
2-3.解約もでいつでもOK!
2-4.PayPay利用で実質半年間以上無料!
2-5.キャンペーン多数で長期帰国にも最適
2-6.eSIMの申込も可能
2-7.「海外あんしん定額」サービスあり
3. LINEMOより楽天モバイルの方が良いのでは?と思っている方へ
3-1.楽天モバイルは繋がらない?
3-2.楽天ポイントは海外在住者に不利
3-3.契約の仕方が煩雑で+海外製iPhoneが不可?
4. 【結論】やはりLINEMOがベスト!
空港でプリペイド型のSIMカードを購入すると損するって本当?
海外在住者が一時帰国したら、空港で一番最初に使うものがフリーWiFiだという。
日本では東京五輪以降、フリーWiFi事情が良くなったと言われているが、筆者は2022年7月に東京を訪れ、正直、居住国の豪州に比べると、さほど良くなったと感じることはなかった。
例えば、成田エクスプレスにはフリーWiFiがあるが、走行中、WiFiにつながるまでに約5分を要するなど電波状況は芳しくなかった。
また、JR各線の「JR-EAST FREE Wi-Fi」も毎回登録を促す画面が表示されるなど正直、使い物にならないくらい面倒。
こうしたことから、一時帰国した人の多くが日本に到着後、真っ先に空港内のSIMカード販売ブースに行ってしまうという。
しかし、ちょっと待ってほしい。
この便利な空港内のSIMカード販売ブースは、基本、外国人観光客用であり、日本人にとってはかなり不経済と言えるのだ。
実際、SNSでも不満がちらほら見られる。
成田のSIMカードのお値段。
えらい高いな。
来年のオリンピックで外国人旅行客発狂すんだろこれ。 pic.twitter.com/8naS9yRRP9— P.OCOTING (@bianconero0311) August 1, 2019
では、海外在住の日本人が一時帰国した場合は、どのようなSIMカードを購入すればよいのか?
当サイトではこれまでにも、一時帰国者用のSIMカードを紹介してきた(記事はこちら)が、実際に筆者が2022年11月時点で最もお得で、海外在住者や留学生、駐在の人にオススメなのは、LINEMO(ラインモ)だと断言できる。
そこで、以下に、LINEMO(ラインモ)がなぜ一番良いと言えるのかについて紹介していく。
一時帰国の格安SIMにはLINEMOが最適な理由とは?
今回紹介するLINEMO(ラインモ)だが、どのような点が海外在住者の一時帰国向きなのか?
以下にその特徴などを解説していく。
LINEのギガ無制限+切り替え簡単な2つのプラン

一時帰国の際に空港でプリペイドSIMを使ったことがある人なら知っていると思うが、「15日間3GB」程度で3,000円近くしたというのをよく聞く。
LINEMOは月額990で3GBのミニプランと月額2,970円で20GBのスマホプランとがある。
訪日外国人観光客用のプリペイドSIMと比較すると格段にコスパは良いわけだが、それでも、どちらのプランにすべきか迷う人は多いだろう。
LINEMOの場合、「LINEギガフリー」がある。
これは、LINEにかかわるデータ(チャット、動画や写真の送信、ビデオ/音声通話など)はすべて無料で使いたい放題であるため、LINEを頻繁に使う人は、まさにLINEMOがオススメとなる。
観光地からすぐにLINEに動画を投稿したい、緊急時に家族や友人に今すぐ通話したいという人は、LINEMOより良い選択はないだろう。
実際の使用感として、日本のフリーWiFi(駅や小規模店舗など)は速度も遅く、ほぼ使えない。
こういう人は、20GBのスマホプランがオススメとなる。
20GBであれば、ほとんどの人が1ヵ月で使い切るということはないのではないだろうか。
このように、幅のあるプラン設定だが、規制や旅行で1ヵ月程度の一時帰国で、家族・友人との連絡はLINEしか使わないという人も多く、そういう人は990円のミニプランで十分だろう。
また電話での通話がしたければ、5分間無料となる追加オプションも可能。
また、LINEMOでは好きな時に、990円のミニプランと2,780円のスマホプランを切り替えできる(ただし、月初更新)ので、筆者は海外にいるときはミニプラン、日本にいるときはスマホプランと使い分けている。
LINE以外にも屋外で、YOUTUBEや動画の配信、アップロードなどを行いたい人は20GBのスマホプランを利用すれば良い。
また、1人で5つまでLINEMOに契約できるので、家族で契約する場合は1台をスマホプラン、そのほかをミニプランにして、必要なときだけスマホプランからデザリングすれば、データ容量を余したりすることなく効果的に利用できそうだ。
5Gエリアや通信速度などで圧倒的なソフトバンク系列だから安心
さて、本サイトではこれまで一時帰国の際のSIMには、「楽天モバイル」を推奨してきたが、実際にLINEMOを使用してみると、圧倒的にLINEMOの方が通信速度が速いことを体感している。
また、楽天モバイルの最大のデメリットは、「つながらない」ことだ。
楽天側もエリア拡大に尽力しているが、すでに全国網を安定させているソフトバンクの足元には及ばない。
Twitter民も実際、悲鳴を上げている。
楽天モバイルさん
なんとかしてください仙台市内でつながらない
って、、、通路レポート8ヶ月送信も
なんの改善もない
なんの為の
通信品質向上レポートですか?安くてもつながらないなら
ほぼ詐欺だぁー#楽天モバイル pic.twitter.com/DstudJCktr— 産直はテーマパーク (@windom0358) August 8, 2022
楽天モバイル、昨日から東京駅、丸の内、名古屋駅、自宅で24時間ネットワークにつながらないけど、もう乗り換えしかないかな?通話もできないし、いざというとき楽天のせいでトラブルになってしまいそう
— 🐨αpαthч太郎 (@apathytaro) August 6, 2022
もちろん、楽天モバイルでもつながる地域はつながるし、エリアが広がっているのも事実だが、LINEMOは、3大キャリア系列であるソフトバンクの圧倒的な通信エリアの広さをほこるので、日本国内の旅行にも最適だ。
また、通信速度(ダウンロード・下り)が楽天モバイルの倍以上という点も見逃せない。
以下に楽天モバイルとの主なスペックの比較表を記載するので、比較してみよう。

解約もネットでいつでもOK!
LINEMOの特長の1つに「申込から開始までが約1時間」というのがある。
筆者は日本国内で申し込んだが、本人確認書類などの書類の画像をスマホに保存しておけば、申込から利用開始まで1時間程度で使えるようになった。
このように、本人確認書類を揃えておけば、日本到着後の空港でフリーWiFiを使って、すぐに申し込むことができ、eSIM申し込みなら、到着後すぐに利用が開始できるというのは大きな利点と言える。
ちなみにSIMカードは、申込が午前中であれば、ほぼほぼ翌日にSIMカードが配送される。
また、解約する際の手数料なども不要なので、従来のような2年縛りで解約金などを徴収されることもなく、オンラインで簡単に解約できるのもうれしい。
※海外からの解約する場合は、海外ローミングサービス(有料)を申し込んでいる人だけなので、日本国内で出発の前に忘れず解約しよう。
PayPay利用で実質半年間無料!
LINEMOはソフトバンク系列の格安SIMということもあり、日本最大(5,300万DL)のキャッシュレス決済アプリ「PayPay」のキャンペーンと連動している。
実際にLINEMOを使う人の多くが、PayPayも利用しており、海外在住者でも一時帰国した際にPayPayを利用している人は非常に多い。
特に現金を持ち歩く習慣の少ない海外在住者の場合、未だに日本ではクレジットカードが使えない飲食店が非常に多く、そういったお店では、「お支払いは、PayPayか現金のみ」というところがたくさんあることを考えれば、PayPay利用者=LINEMO利用者となる。
PayPayが主流のキャッシュレス決済サービスとなっている日本においては、LINEMOの価値は非常に大きい。
しかも、PayPayを利用すれば、LINEMOのミニプラン(月額990円)がそっくりそのままPayPayポイントとして還元されるので、LINMOは実質無料となる。
そういう意味で、LINEMOを申込むと同時にPayPayのダウンロードも忘れないようにしたいところ。
キャンペーン多数なので長期の一時帰国でも活用できる!
ソフトバンク系列のキャンペーンは全キャリアの中でも圧倒的と言われている。
LINEMOやYモバイルなども含めてソフトバンク・グループを挙げてさまざまなキャンペーンやプロモーションには抜け目がないので、これらもLINEMOを利用するモチベーションとなるだろう。
特に長期で日本に滞在する海外在住者の場合は、以下のるキャンペーンをぜひとも利用してみよう。
実質半年間(8ヵ月)無料ミニプランキャンペーン
現在LINEMOのミニプランを申込むと、毎月、ミニプランと同じ990円分のPayPayポイントが半年間/8ヶ月間もらえる。
これにより、半年間以上は実質無料でLINEMOを利用できることになるので、LINEMOと同時にPayPayにも申し込んでおこう。
ソフトバンク、LINEモバイル、Yモバイルからの乗り換えの場合には適用外となるが、海外在住者の場合にはおそらく新規となるので、ほとんどの人が対象となるだろう。
<h4>ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン実施中!
今なら2カ月分追加!最大8カ月分プレゼント!
LINEMOの「ミニプラン」を新しい番号、または他社から乗り換えで、PayPayポイント990円相当を最大8カ月分プレゼント!
期間限定:2022年9/30(金)10:00〜2023年1/31(火)0:00まで!
他社からの乗り換えで10,000円相当のPayPayポイントをプレゼント!
他社ではなかなかできない10,000円相当のポイントプレゼントとはさすがソフトバンクといえる。
LINEミュージックが6ヶ月間無料
LINEミュージックはLINEが提供する音楽ストリーミングサービスで、LINEの着信音などに設定可能となっている。
無料でも利用できるが楽曲のダウンロードが可能なプレミアムが6ヶ月間無料となるので、滞在中に好きな曲をダウンロードしておくと居住国に帰ってからも好きな音楽を聞くことができる。
登録されている楽曲は9000万曲以上なので、必ずお好みの曲が見つかるはず。
eSIMで簡単に申込み!
eSIMとは、スマホの端末内に組み込まれているSIMのことで、ソフトバンクでは2021年から採用している新しいシステム。
iPhoneの最新機種などeSIM対応機種は物理SIM + eSIMのデュアルSIM構造となっている。
物理的なSIMカードが不要となり、SIMカードと組合わせれば、1つのスマホで同時に2回線利用できるのが特徴。
そのため、日本に一時帰国した時は、現地国で使っているSIMカードを紛失しないよう、eSIMで申し込むとよい。
居住国のSIMカードは、スマホに差し込んだままLINEMOを使うことができるので、どこかに保管したり、紛失したりすることがなくなるだろう。
また、申込の本人確認の書類についても、SIMカードで申し込む場合には、パスポート+補助書類(日本の公共料金領収書など)が必要になるが、eSIMを申し込む場合は、日本の運転免許証などがあれば補助書類なしで申し込むことができるので、書類集めが簡単だ。


「海外あんしん定額」サービスも使える
海外在住者の中には、日本をベースとする2拠点生活をする人や、出張や私用で年に何度も日本を訪れるという人も多い。
そんな人は毎回SIMの契約を変えているとたいへんだ。
LINEMOでは好きなときに990のミニプランと2780円のスマホプランを切り替えできるので、筆者は海外にいるときはミニプラン、日本にいるときはスマホプランと使い分けている。
年間でも1万円程度なので、電話番号をキープするためなら、それくらいの出費は問題ないはず。
基本、格安SIMは海外に対応していないが、LINEMOには、「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」という2つの海外用サービスが用意されている。
●海外あんしん定額:3GB 980円/日
●海外パケットし放題:25MBまで 0円~1,980円/日、25MB以上 2,980円/日
海外パケ放題のプランは、各社さまざまだが、「海外パケットし放題」はNTTドコモと同料金となっている。
LINEMOより楽天モバイルの方が良いのでは?と思っている方へ
先述の通り、これまで本サイトでは、海外在住者の一時帰国にベストなSIMは「楽天モバイル」と紹介してきたが、こうしてみるとやはり、海外在住者にとってはLINEMOの方がお得だろう。
もちろん、楽天も利用データが無制限でも税込3278円という魅力はあるが、一時帰国で月に20GBを超えるヘビーユーザーはあまりないだろう。
というわけで、ここでは楽天モバイルを海外在住者が利用するに当たっての注意点について列挙していくので、購入前にぜひ読んでもらいたい。
LINEMOと比べると、楽天モバイルは「繋がらない」は本当?
これは、実際に筆者が日本に帰国してから、周囲の人から聞いた話で、調べてみると、やはり楽天モバイルは「繋がらない」ことへのクレームが多数出ているようだ。
特に首都圏以外の人たちからの不満があるようだ。
Twitterで「楽天モバイル つながらない」で検索してみても、
楽天モバイルの人口カバー率97%って嘘だよね。
埼玉の都心部でも全然つながらないよ
— heart-nepal (@HeartNepal) August 11, 2022
楽天モバイル、0円廃止で契約数23万件減 初のマイナス
自社回線サービスの契約数が
6月時点で477万件と4月時点から約23万件減少した。基地局が足りてないから、
つながらないところが非常に多いので、
0円以外メリットが無かったのが問題。
まだ減るだろうねぇ。https://t.co/qHpWtNYimO— 法人税50%で日本が良くなる (@houzinzei50) August 10, 2022
楽天モバイル、アンテナは立ってるけど電話つながらないしLINEも挙動不審orつながらない。そのせいで先方と連絡がつかずコミュニケーションに齟齬が生じてしまう事態に。こうなるともう「使えない」認定せざるを得ない。今夜確信した。どこかに移りたい。どこかおすすめありますか?
— その (@utatanemode) August 8, 2022
楽天ポイントのキャンペーンあるも海外在住者は不利
楽天モバイルにもさまざまなキャンペーンがあるが、正直、海外在住者が利用できるキャンペーンは少ない。
例えば、楽天モバイルの場合、楽天ポイントが一気に稼げるように謳われているが、楽天銀行や楽天カードなどを一度に申込む必要があり、日本に金融のベースがない海外在住者は、その審査が通らないなどで結局ポイントは稼げないし、楽天カードの審査も通らない。
グローバルに使えるキャンペーンで言えば、LINEMOのようなLINEギガフリーなど、利用者の国を問わないようなキャンペーンがないのは残念だ。
楽天モバイルは契約の仕方が煩雑+海外製iPhoneは不可!?
筆者が楽天モバイルを残念に思ったのは、とにかく契約方法が海外在住者にとって煩雑だったところ。
そのポイントは以下の通り。
- 申込みサイトで申込ボタンをタップすると楽天会員ログイン画面に飛ぶ→やりなおしてIDとパスワードをイチから探してログインし直してからやり直さないといけない羽目に
- 楽天カードおよび楽天カードは日本の現住所に関する書類を揃えないといけない→楽天カードの審査が終わるまで利用できない上、日本での金融活動がないとクレジットカードの審査にも通らないこともある。日本のクレジットカードを申し込みたくないが、そうなるとポイントもらえない。申込むと審査に時間がかかる可能性
- 申込みを止めても履歴が残るのが面倒。また、履歴削除方法がよくわからない
そのほか、解約方法も煩雑でわかりにくいようだ。
楽天モバイル解約したのに、オプンションは別途解約手続きが必要らしくて、数ヶ月550円払い続けてたことに今気づいた、、、。解約手続きもすごくわかりにくくて、悪意を感じる。何年も前から、解約手続きがわかりにくい声があるにも関わらず、何もかわってないんだろうな。 pic.twitter.com/md9o8Vet2r
— よー2y (3/8) (@7bWC9wsBrWKKAOd) July 1, 2022
また、筆者は子どものためにオンラインで楽天モバイルを申し込もうとしたところ、子どもには必要のない楽天カードや楽天銀行のことまで同時に申し込ませようとするので、申込が非常に煩わしかった。
そこで、店頭にまで出向き、楽天モバイルだけを申し込もうとしたら、店員に「海外製のiPhoneの場合、申込後うまく作動しないことがあります」と言われた。
ならば、海外製のiPhoneは使えませんとサイトに事前に書いておくべきではないだろうか?
その不親切感にソッコーLINEMO(ラインモ)に変更することに決めた。
テレビCMでは、申込は楽だと謳っているが、筆者からすれば、非常に煩雑でまったく申し込む気にはなれなかった。
その後、家に帰ってから【LINEMO(ラインモ)】
を申し込んだわけだが、パスポートなどの本人確認書類の画像さえ用意しておけば、5分程度で申し込みが完了した。
結論:海外在住者ではLINEMOが一番!
いかがだっただろうか?
このように、海外在住者が日本に戻ってきて、さまざまな不便があると思うが、到着直後にSIMでいろいろと面倒なのはとてもストレスだ。
LINEMOは、そういう意味では、海外でも使える格安SIMの中では、海外在住者にとってもっとも使い勝手の良いSIMプランだと言えるだろう。
というわけで海外在住者も気軽に申し込めて、通信速度やデータ量なども十分な格安SIM「LINEMO」はぜひとも一時帰国の際には使ってもらいたいところだ。