本記事は、近年、YouTuberと並んで将来の職業として人気が高まってきている「プロゲーマー」を目指したい人向けに、どうすればプロゲーマーになれるのか?
また、最近のトッププレーヤーの年収や必須のアイテムなどを紹介しています。
特に、海外在住の子どもたちには、オンラインかつ日本語で学べる「ゲムトレ」をお勧めしています。
ゲムトレではフォートナイトを使って学べるので、子どもから本気でeSports Player(プロゲーマー)を目指す大人まで学べます。
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近年はYouTuber(ユーチューバー)などのネット関連の新たな職種が注目されているが、そんな新たなネット関連職種の中で、今注目を集めているのが「eSports(eスポーツ)=プロゲーマー」だ。
eSportsとは、格闘ゲームやシューティングゲーム、リアルタイム戦略ゲームなどで対戦する競技のこと。
その大会で賞金を稼ぐことを生業とするのが「プロゲーマー」ということだ。
2014年ごろより世界各地でこうした対戦型ゲームの大会が行われるようになり、
現在では、大会賞金や大会規模も巨大化し、その市場は世界で2023年には約16億米ドル(約1700億円)に達するとされている。
現在は東京大学を卒業してから、eスポーツで稼ぐプロゲーマーになる人もいるほど。
eスポーツの競技人口は世界で1億3000万人以上とも言われ、“新たなワールド・スポーツ”として注目されている。
そして、そうしたeSportsの大会で賞金を稼ぐ「プロゲーマー」となる人たちも増えてきている。
そこで今回はeスポーツの概要およびプロゲーマーになるための方法について紹介する。
eスポーツ、プロゲーマーとは?
eスポーツ(eSports)の歴史は1980年に米国で開催されたスペースインベーダーゲームの大会が起源とされ、その時にすでに1万人が参加したと言われる。
その後、ゲーム市場の中心がオンラインゲームへと移行、2009年に「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド:LoL)」というゲームが発表されると、瞬く間に世界的ブームとなった。
総合賞金もうなぎのぼりとなっており、Dota2がこれまでに$23億米ドル(約236億4000万円)に到達、またここ数年ブームとなっているFortniteの総合賞金は約10億ドル(102億円)となっている。
世界最大のeSports企業「ESL」は、2018年2月、平昌オリンピックに合わせて「2018 IEM PyeongChang」という公認協議会を実施するなど、公式にスポーツとして認知されつつある。
1位 Dota2 賞金総額:34,330,069ドル(約36億8,000万円)
2位 Fortnite 賞金総額:15,287,500ドル(約16億4000千万円)
3位 League of Legends 賞金総額:6,450,000ドル(約7億円)
4位 PUBG 賞金総額:4,000,000ドル(約4億3千万円)
5位 Overwatch 賞金総額:3,500,000ドル(約3億7千万円)
プロゲーマーの世界事情
世界のプロゲーマーに目を移すと、プロゲーマを輩出している国の中でeスポーツが最も盛んな国のは、韓国、中国、米国、ドイツ、スウェーデンと順となっている。
(出典:eSports.net)
また、国別の賞金獲得ランキングでは米国と中国が頭一つ抜けており、日本は17位(2020年)と、プロゲーマーの輩出が遅れているようだ。
プロゲーマーの年収は?
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⇑2019、2020の世界ランク1位となったイェッセ・ヴァイニッカ(フィンランド)は個人だけで年間約3億円を稼ぎ、28歳でDota2を引退した。
さて、プロゲーマーを目指す人にとって気になるのはやはり、eSportsで「食っていける」のかどうか。
これについても、他のアスリートと変わらない不断の努力と運が必要と言えるが、世界のトッププレーヤーになると、個人の年収が億を軽く超えてくるのも事実。
日本はまだまだ遅れているが、手先の器用さや勤勉な国民性から考えれば、いずれ世界のトップクラスに立つプレーヤーが出てもおかしくはないだろう。
このように、世界のトップランカーはプロアスリート並みの収入を得ており、今後も収入が増えていく可能性は高いと言えるだろう。
プロゲーマーになる6つの手順
さて、ここまで来て、プロゲーマーとして活躍したいと思う人もいるかもしれない。
日本では、まだまだ認知の低いプロゲーマー。
ゲームと言えば子供のするもの、ゲームが職業になるなんて考えられないと考える親世代の人も多いことだろう。
しかし、今年の東京ゲームショーでの盛り上がりや賞金額の増加などを見る限り、世界に出ればアスリート並みの収入を得ることができるとも言える。
2017年には、日本で今年初めて開催された「日本eスポーツ選手権大会」が成功し、さらに大会規模を大きくすることが予想されている。
つまり、今後日本でも競争が激化してきそうなプロゲーマーへの道は今がチャンスということが言える。
そこで、プロゲーマーになる方法について、以下に紹介していく。
1.ゲームのスキルをアップする。
オーストラリアのトッププロゲーマー、デレク・トラング氏は週60時間をゲームのトレーニングに当てているという。
とにかく大会のあるゲームについては、スキルをアップすることが必要だ。
日本にはゲムトレというオンラインチューターのサービスがあり、近年小学生以上の子どもに注目を集めている。
今後、日本のeSportsのレベルは格段に上がってくると言われている。
2-1.eスポーツ専門学校で学ぶ
プロゲーマとして食べていくには、独学だけではなかなか世界レベルに到達するのは難しいだろう。そこで、eスポーツの専門学校に通うというのも一つの手だ。
2020年10月現在、プロゲーマーになるためのeスポーツ関連コースがある専門学校は以下の通り。
今後も増えてくることが予想される。
JIKEICOM Team ESports
公式サイト:https://www.tech.ac.jp/team-e-sports/
専門学校 東京Cool Japan
公式サイト:https://www.cooljapan.ac.jp/e-sports/
東京アニメ・声優専門学校 e-Sports プロフェッショナルゲーマーワールド
公式サイト:http://www.anime.ac.jp/lp/e-sports/e-sports01.html
東京デザインテクノロジーセンター専門学校 e-Sportsプロマネージメント専攻
公式サイト:https://www.tech.ac.jp/course/list/game-management/
バンタンゲームアカデミー高等部(東京校) e-Sports専攻
公式サイト:https://www.vantan-gamehs.com/faculty/e-sports/index.php
大阪デザイン&IT専門学校 e-sports WORLD
公式サイト:http://www.oca.ac.jp/e-sports/
総合学園ヒューマンアカデミー eスポーツ専攻
公式サイト:https://ha.athuman.com/game/esports/
新潟コンピュータ専門学校 eスポーツプロゲーマーコース
公式サイト:https://www.ncc-net.ac.jp/esport/
北海道ハイテクノロジー専門学校 eスポーツプロフェッショナルゲーマー専攻
公式サイト:https://www.hht.ac.jp/department/itmedia/esports/
札幌アニメ・声優専門学校 e-sports総合プロゲーマーコース
公式サイト:https://www.ssm.ac.jp/e-sports/
福岡デザイン&テクノロジー専門学校 e-sportsプロゲーマーコース
公式サイト:https://www.fca.ac.jp/course/e-sports_world/e-sports_progamer/
2-2.自宅でゲーム専門の家庭教師から学ぶ
専門学校に通う年齢までの子どもや専門学校に行かずにプロから学びたいという人は多くいることだろう。
また、闇雲にある1つのゲームばかりを独学で練習していてもいつまでそのゲームの大会があるかはわからない。
つまり、プロゲーマーになるには、包括的な脳を鍛える必要がある。
そんな中、日本で初めてゲームのオンライン家庭教師として誕生したのが「ゲムトレ」だ。
実際のプロゲーマーから、子どもたちの脳脳活性化させるスキルをゲームを通じて学ぶというのが目的というゲムトレ。
ゲームによって昼夜逆転している子どもやゲームを安全かつ健康的に取り組ませたいという親御さんの悩みを解決しながら、ゲームのスキルもアップさせることが可能とあって好評だ。
3.メンバーを集め、チームを作る
ほとんどの大会がチーム戦となっているため、スキルを磨いたらチームを作る必要がある。
オンラインゲームではしばしばチームのことを「クラン」と呼び、気の合った者同士や役割によって、オンライン上で決まってくる場合が多い。
そこから派生して大会に出るクランを結成することも多いようだ。
また、上記の専門学校に通うのであればで校内でトップチームを作るのも良いだろう。
また、最近は大学内でのサークルやゼミでもクランを造ることがあるほか、プロチーム団体も結成されている。
日本最強と言われているのは「DetonatioN Gaming」。
今や組織化が進み、2015年2月には国内のクランで初めて「フルタイム・給与制」を導入した。
さらに、2016年3月にはチーム所属外国人選手について「アスリートビザ」を取得するなど、ほぼ企業化が完成している。
有名な大会で好成績を収めている者をスカウトする場合もあるという。
公式サイト:http://team-detonation.net/
4.大会に出場し、好成績を収める
とにかく大会で好成績を収めなければ、プロゲーマーへの道はない。これは他のアスリートと同じだ。
初心者はいきなり大きな大会に出るよりは、国内の馴染みのあるゲームの大会から参加してみるとよいだろう。
例えば、以下は大人気ゲームモンスターストライクの日本国内での大会の決勝の模様だ。
モンストならやったことのある人は多いハズ。
こうした馴染みのゲームから入るとスキルアップしやすい。
また、自分がどういうレベルにるかわからない人は「JCG」のカテゴリに参画すると良いだろう。
「JCG」は日本でeスポーツの発展を目的とした国内最大規模のポータルサイトだ。
同サイトが開催する大会に出れば、日本国内でのレベルがきっと分かるだろう。
大会で勝利するには、個人のスキルおよびチームワークが必要となるので、ゲームとは言え、個人のコミュニケーション能力は必須となる。
5.国際大会に出場し、好成績を収める
また、プロゲーマーの近道としては何と言っても国際大会で名を馳せることだ。
なぜなら日本ではまだまだ認識の低いプロゲーマーだが、国際大会で好成績を残せれば、一気にSNSなどで知られるようになり、有名になるチャンスがあるからだ。
国際大会の場合はオンラインでの参加が可能なものも多いので、日本国内にいながら大会に参加できるのも、そのほかのスポーツと一線を画すところだろう。
ただし、タイトルによっては英語が必要な場合もあるので、英語も鍛えておこう。
多くの大会はアメリカで行われることが多く、国際大会に出ていくようになれば英語でのやり取りは確実に増えていく。
英語はプロゲーマーとなった場合には必須のスキルとなるだろう。
6.スポンサーと契約する
さて、ここまでくれば、自ずとスポンサー契約の話が舞い込んでくるだろう。
国際大会のみならず日本国内でトップに立てば、スポンサーの話が舞い込んでくるのは必至だ。
これもプロのスポーツ選手と同じだ。
ただ、ほとんどのスポンサーは個人というよりはチーム・団体に付くと考えれば良い。
例えば、大会スポンサーとなっている企業がチームのユニフォームにロゴを入れるようなパターンは想像に難くない。
こうやって、まさにアスリートと同じような「選手生活」が待っている。
もちろん、注目をあつめるため社会人としての規範やマナーなども身につけていく必要があり、ゲームの世界だからと言って甘くはないのだ。
プロゲーマーになるために最低限必要なアイテムとツール
最近はスマホやタブレットでゲームをする人が多いが、プロゲーマーを目指すのであれば、アイテムも揃えたいところ。
中でも持っておきたいのが、「ゲームングPC」や「ゲーミングヘッドセット」などのアイテム。
ここでは、人気のゲーミングPCおよびアクセサリについて紹介する。アマゾンの直リンクとなっているので、ぜひ購入しておこう。
ゲーミングPC
ゲーミングPCはやはり費用が高めで、15万円~20万円くらいが相場。とはいえ、初心者にはちょっと手が出ない。そこで、こちらでは、コストパフォーマンス重視でチョイスしてみた。
ゲーミングヘッドセット
ゲーミングヘッドセットと通常のヘッドセットとの主な違いは、やはりゲーム中のサラウンド感。また、敵の足音やモンスターの声が聞き取りやすいもの、また、他のプレイヤーとボイスチャットがクリアに聞こえるものがオススメ。ここでは格安のものから、長時間のゲーミングでも疲れにくいものを選んでみた。
ゲーミングマウス
ゲーミングマウスの選び方はいろいろあるだろうが、わかりやすく言えば、有名メーカーのものを選ぶのが良いだろう。「Logicool」「Razor」や「Kingston」といいたゲーミングアクセサリの有名どころがオススメ。
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