ワン・ダイレクション2015年ワールドツアー全日程速報 。１Dは本当にビートルズを越えられるのか

オーストラリア、日本ほかアジアを中心にツアーを展開

世界中の“女子”を熱狂させてきた人気ボーイズ・グループ「One Direction（ワン・ダイレクション）」が５月19日、オーストラリア、日本ほかを巡るワールドツアー「On the Road Again Tour」の日程を発表した。

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5月19日時点で判明しているのは、2015年2月から4月までの9カ国15都市の日程で、今後も随時決定し次第、発表されることになり、最終的には昨年（22カ国44都市）と同等程度の規模となる予定だ。

One Direction On the Road Again Tour 2015の全日程

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日本での先行発売はまだ発表されていないが、オーストラリアでは５月３１日午後４時より「Tiketek」で先行発売が開始される。

また、現在、テルストラの特別サイトでは特別先行発売（29日発売開始）のための登録キャンペーンが行われており、こちらはより早くチケットが購入できる。オーストラリア在住または来豪予定のある人で、確実にチケットをゲットしたい人は下記の画像をクリックして特別サイトから登録しよう。
【テルストラの特別先行発売　登録サイト】

【Tiketekの通常先行発売サイト】

いずれも瞬く間に売れ切れてしまうこと間違いなしので、お見逃しなく！

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ワン・ダイレクションはビートルズを越えられるのか？

2015年のワールドツアーもソールドアウト必至のワン・ダイレクション（１Ｄ）。2010年のデビュー以来、出身国である英国はもちろん世界中に熱狂的なファンを持つが、日本での人気はやや遅れ気味で、テレビなどの露出は2012年ごろからだった。

しかし、今年はNTT DocomoのTVCM（下記参照）に初めて起用されるなど、まさに、来年のワールドツアーに向けて人気のパンデミックが期待されている。

彼らの歴史を紐解けば、もともとはオーディション番組の落選組み５人というワイルドカード的な存在だった。そんな彼らがデビュー・アルバム『Up All Night』で全米ほか計16カ国のチャートで1位を獲得、英国出身のアーティストでは史上初となる快挙を達成した。

これは、英国が世界に誇るロックバンド「ビートルズ」でも成し得なかった快挙であり、「ビートルズを越える逸材か!?」と評される所以である。

もちろん、レコード（CD）の売上枚数で比較すれば、米国だけで1億5000万枚以上を売り上げているビートルズが圧倒的だが、全体的な商業ベースで考えると、音楽ビジネスは楽曲販売だけではなく、ツアーおよびグッズの売り上げが肝となるので、ＤＶＤやグッズ販売などコンテンツ産業がビートルズ時代よりも多角化している今日では、「英国史上最も稼ぐアーティスト」となる可能性はある。

また、デビュー４年目にして、シングル、アルバムを合わせて1200万枚の売り上げを達成した１Ｄだが、彼らは若干16、17歳でデビューしている点から考えても、今後、まだまだ総売り上げを伸ばす可能性を残している（ちなみに、ビートルズはジョン・レノンが22歳の時にデビュー）。

そして、彼らの「人気の秘密」を見てみると、ビートルズの人気と重なる点も多い。
ざっと拾ってみると、

• 口ずさみやすくキャッチーなメロディーの楽曲が多い
• メンバー全員にスター性がある
• 女性ファンが多いが、単純なアイドル的人気ではない
• 当時台頭した新しいメディアで人気が拡散（ビートルズはテレビ、１Ｄはソーシャル・メディア）

といった具合だ。

また、歌詞などを見ていても分かりやすい言葉が使われることが多く、分かりやすい英語表現が多いと感じる日本人も多いことだろう。さらに、ブリティッシュ・イングリッシュの聞き取りやすい発音も日本人にとっては耳心地が良いはずだ。

女子中高生や若い女性ファンが中心となりがちなボーイズ・グループだが、１Ｄの場合、楽曲も年齢とともにメッセージ性が含まれた曲も増えてきている。これを機に大人のファンも広がりを見せそうな気配もあるので、オトナの女性にも支持されるアーティストへと成長していくことだろう。

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アンプラグドの1Dもいいよね！
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