メルボルンの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!
メルボルン総領事館「安全の手引き」を発行
在メルボルン日本国総領事館は2016年1月、最新の在留邦人向け安全マニュアル「2016年度版安全の手引き」を発表した。「安全の手引き」は、在留邦人や一般渡航者が、同総領事館が管轄するビクトリア州・南オーストラリア州・タスマニア州において事件・事故に巻き込まれないための留意事項をまとめたもので、定期的に改定されている。
「安全の手引き」では、現地における犯罪発生状況を、具体例を挙げながら紹介している。日本は世界でも有数の治安維持国家であり、日本と同じような感覚で外国に滞在する、居住するのは危険だ。オーストラリアを含め欧米各国では「自分の身は自分で守る」という認識が常識であり、この認識不足から犯罪に巻き込まれるパターンが多いと同総領事館は訴えている。
オーストラリアは諸外国と比べれば、比較的治安の良い国であることには間違いないが、近年は先進国であっても「テロ」の脅威を含め、どこで何が起こるかわからない状況が続いている。そのため、各都市の犯罪状況については常に気にかけていたいものだ。
この手引きによれば、
ビクトリア州では、2014-2015年度は前年度対比で4.6%犯罪件数が増加、南オーストラリア州は人口比で見ると、性犯罪,暴行・傷害の発生率が3州の中で最も高い、タスマニア州は3州の中では犯罪発生率が低いが、観光地での車上狙い等を中心に,邦人の被害が発生している。
という。
詳細については以下のボタンから「安全の手引き」をダウンロードして一読しておこう。
メルボルン総領事館発行「安全の手引き」
さて、今回は「世界でもっとも住みやすい都市」に5年連続で選ばれているメルボルンにスポットを当て、メルボルン近郊の治安の良い街・悪い街について調べてみた。
世界で最も住みやすいと言われているメルボルンだが、昔はギャング抗争が頻繁に行われた豪州屈指の犯罪都市でもあった。
そのギャング抗争はドラマ化されたほどで、治安の悪いところは今でも豪州トップクラスの危険度と言われている。
メルボルン近郊の治安の良い街、悪い街
ここでは、治安の悪い街を強盗や殺人などの「凶悪犯罪発生率の高い順」に、治安の良い街については、不動産サイトなどのレポートから選出した。
メルボルン近郊の治安の悪い街リスト
St Albans
メルボルン郊外北西部一体は比較的治安が良くないことで知られているが、その中で最も殺人事件の発生率が高いのがSt Albans。2001年よりアフリカ難民が定住するようになってから、エスニックな色合いを強め、今では住民の53%以上がオーストラリア国外の移住者となっている。
Footscray / Sunshine
両サバーブともビクトリア大学がキャンパスを構え、学生アパートなど格安の居住施設が多い学生街。ベトナム人街としても知られており、特にFootscrayでは、ベトナム系ギャングとネオナチの抗争がたびたび勃発してきた。シティへの交通の便が良い割りに物価が安いので、住むならSunshine North近辺のセキュリティマンションがオススメ。
Dandenong
西のSt Albans、東のDandenongと呼ばれるほどメルボルン屈指の治安の悪さを誇るが、近年、再開発が進んでおり治安状況は改善されつつあるという。メルボルンの人気の観光地「ダンデノン州立公園」とは、かなり離れている街なので、観光で「ダンデノン州立公園」を訪れる人はそれほど心配ない。
Melbourne City
シティ中心部はやはり豪州でもトップクラスの犯罪率となる。シティでの犯罪の傾向としては、飲酒がらみの暴行、ドラッグ、置き引き、スリなどが多いようだ。ナイトクラブの多いキング・ストリート、クィーン・ストリート付近へ夜出かける場合には注意したいところ。また、IS関連のテロの危険性も高いエリアなので、総領事館の注意喚起などの通達は遵守すること。
Williams Landing
メルボルン西部の新興住宅街として、近年、新築マンションや一戸建てが増加中のウィリアムズ・ランディング。それゆえに空き巣や泥棒、強盗の犯罪発生件数はメルボルン随一という。昨年度の統計では、なんと19軒に1件の割合で住宅侵入関連の犯罪が起きており、これはVictoria州でもダントツの数字となっている。
メルボルン近郊の治安の良い街リスト
Brighton
メルボルンCBDから車で約30分ほど南へ下ったビーチサイドの街。メルボルン屈指の高級住宅街で、オーストラリアのセレブが多く住んでいることでも知られている。私立のBrighton Grammar School(男子校)、Firbank (女子校)は日本人子女も多く通っているという。家族で住んでいる人が多いが、シェアなどするなら学生でも住めなくはない。また、概ね東のビーチエリアは治安が良いといわれている。
South Yarra
メルボルンCBDからわずか4キロという立地の良さが人気の住宅街。王立植物園やヤラ・リバーなど多くの自然に囲まれ、Chapel Streetと呼ばれる歴史のある教会や町並みは、落ち着いた大人の雰囲気をかもし出している。Age紙によるメルボルンの最も住みやすいサバーブに選ばれたこともある。
Donvale
アジア人が比較的多く住む街の中で、治安が良い住宅街の代表格がドンベール。メルボルンCBDへは20キロ離れているが高速道路1本で行けるので、車があれば便利。また、学校も多いので家族連れにとっては住みやすい町のひとつと言えるだろう。家賃は郊外にしてはやや高め。
Fitzroy / Carlton
メルボルンを代表する音楽とアートの町。メルボルン大学にも程近いこの両エリアは、留学生はもとより社会人も多く住んでいる。住んでいる人の国籍もさまざまで40%以上が外国人という。メルボルンCBDからわずか2キロということもあって、治安が心配されがちだが、オープン・カフェが軒を連ね、テレビ番組のロケ地としてもよく使われるだけあって、治安は良い。
Essendon
メルボルン北部を代表するエリアと知られているエッセンドンは歴史のある町並みが特徴。フットボールと教育が盛んな街で、落ち着いた雰囲気が漂っている。75%ほどが英語圏の住民のため、日本人やアジア人はあまり住んでいないと言われている。
メルボルンは比較的治安の良い町が多いため、今回紹介したエリアの周辺も同様に良い治安の町が多い。同様に治安が悪いエリアというのもその周辺も同様に治安が悪いことが多い。
概ね西部エリアは治安の悪い地域が多いが、物価は安い。そして治安が良い地域は高級住宅街なので物価は高くなる。これらを総合して考えて住む場所を決めると良いだろう。
また、その他の地域の治安については、別記事の「シドニーの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」「ブリスベンの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」「ゴールドコーストの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」を参考にしてみよう。
観光などの短期滞在から移住や留学などの長期滞在にも使える「防犯リュック」があると安心度が増します。
シドニーの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!
シドニーの治安については、総領事館「シドニー安全の手引き」を参照しよう
在シドニー日本国総領事館は毎年、在留邦人向け生活安全マニュアル「シドニー安全の手引き」を発行している。「シドニー安全の手引き」は、在留邦人や一般渡航者がシドニーを中心とするNSW州域内において事件・事故に巻き込まれることがないように、留意すべき事項をまとめたもので、定期的に改定されている。
例えば、警察や消防や救急などの緊急電話番号がアメリカと同様に「911」だと思い込んで来豪してしまう人は少なくない。オーストラリアでの緊急時の電話番号は「000」で、英語が苦手な場合には「Japanese, please」と言えば日本語でも緊急で通訳サービスも使用できる。
このような緊急事態にかかわる基本情報はもとより、「シドニー安全の手引き」では現地における犯罪発生状況を更新している。日本は世界でも有数の治安維持国家であり、日本と同じような感覚で外国に滞在する、外国に住むのは危険といえる。オーストラリアを含め欧米各国では「自分の身は自分で守る」という認識が常識であり、この認識不足によって、油断と隙ができてしまうと同総領事館は訴えている。
とはいえ、普段から防犯意識を持っていれば、オーストラリアは治安の良い国であることには間違いないので、必要以上に“ビビる”ことはない。
この手引きによれば、
殺人・強盗・窃盗・性犯罪・暴行・傷害を中心とした17種類の重要犯罪の発生件数も 減少又は横ばいの状態です。しかし、シドニーでの全ての犯罪は薬物に起因してい る(シドニー近郊で発生する犯罪の9割が薬物関連)と言われるほど、薬物が各種犯罪の発生に大きく影響しています。
となっており、まっとうな市民であれば、薬物に手を出す人間はほとんどいないので重大犯罪に巻き込まれる可能性は少ないとも考えられる。
また、犯罪発生率の高い地域についても、
シドニーで一般に治安が悪いとされている地域は、シティー中心部の東側に位置 するキングスクロス地区、シティー中心部からパラマッタに至る西部、シドニー南西部に集中しており、拳銃の発砲事案もこのエリアに集中しています。
との指摘があるように、ある程度「集中」しているのが特徴だという。これは貧困層が住むエリアなどの境界が見分けにくい日本とは違い、“ある程度までは”住むエリアを考えれば、犯罪に巻き込まれる可能性はぐっと低くなると考えて大丈夫であろう。
シドニー安全の手引き 2019年度版:ダウンロード
シドニー近辺の治安の悪い街、良い街
では、具体的にどのエリアが治安が悪くて、どのエリアが治安が良いのか? ここでは、治安の悪い街を「犯罪発生率の高い順」に、治安の良い街については、北部海岸地域(ノースショア)に集中しているため、ノースショア地域を中心に日本人が特に多く住んでいるサバーブ(街)について紹介する。
シドニー近郊の治安の悪い街リスト
シティ中心部 (Sydney)
オーストラリア最大の都市にして、最大の歓楽街を擁するシドニー中心部はやはり犯罪率も高い。上記の通り、パブやクラブにおける薬物にかかわる犯罪が多数を占める。日中に観光をする分には安全な街ではあるがすりや置き引きなどには注意したい。
ストラスフィールド(Strathfield)
1991年に起きた無差別連続ライフル発砲事件の記憶がいまだに鮮明なシドニー西部の町。格安なアジア食料品店やレストランも多く、昼間は賑わうが夜は気をつけたほうが良いと言われている。
オーバーン(Auburn)
トルコ系およびれレバノン系の人が多く住み、モスクなどもある中東の雰囲気が漂う街。街の雰囲気がエキゾチックなので観光に出かける人も多いが、住む場合には十分に気をつけたい街とされている。
パラマッタ(Parramatta)
シドニー西部の中心地として知られるパラマッタは1788年に開拓された歴史ある街。近年ではプロサッカーの小野伸二選手が所属していたウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCの本拠地としても知られる。人口の多さおよびマルチカルチャーが進んでいるがゆえに犯罪発生率が高くなっている模様。
マリックビル(Marrickville)
シドニー空港から程近く、シドニーの中でも人口密度の非常に高い区域が点在している街。シドニー中心部に近いNewtownやSurry Hillsといった街へのアクセスも便利ということで居住区として人気も高いが、その分、強盗などの犯罪発生率が高い。
シドニー近郊の日本人が多く住む治安の良い街リスト
モスマン(Mosman)
オーストラリアで最も高級な住宅街として知られているのがモスマン。タロンガ動物園やハンターズ湾などの観光名所も多く、サバーブ自体が非常に広い。在留日本人は400人以上と言われている。
ノース・シドニー(North Sydney)
シドニーハーバーブリッジを渡った場所にあるのがノースシドニー。ビジネス・エリアとして日系企業のビルもあるため駐在の人が多く住んでいる街として知られている。ビジネス街とあって週末は非常に静かな点も人気。
クレモーン/ニュートラル・ベイ(Cremorne / Newtral Bay)
モスマン同様、シドニーきっての高級住宅街と知られている「クレモーン」と「ニュートラルベイ」は、日本食料品店や日本食レストランの多い住宅街。永住者だけじゃなく日本人学生などにも人気。
マンリー(Manly)
シドニーに移住を考える人の多くが比較検討するとも言われる、シドニーのビーチカルチャーを代表する人気エリア。サーフィンやマリンスポーツの好きな人にお勧めの居住区。イベントが多いので、マンリー港から少し離れた場所に住む人が多く、シドニー中心部への通勤はバスやフェリーが中心に。
チャッツウッド(Chatswood)
シドニー中心部へのアクセスが便利なシティーレールの急行が止まる駅を中心に栄え、住宅街として日本人だけじゃなくアジア人の多く住む町として知られるチャッツウッドは、若者が多く住む町として知られている。
移住だけじゃなくワーキングホリデーや留学などで長期滞在する場合には、やはり治安の善し悪しは大きな判断材料となるので、よく検討してみよう。
また、その他の地域の治安については、別記事の「メルボルンの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」「ブリスベンの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」「ゴールドコーストの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」を参考にしてみよう。
観光などの短期滞在から移住や留学などの長期滞在にも使える「防犯リュック」があると安心度が増します。
ゴールドコーストの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!
ゴールドコーストはオーストラリア屈指の観光地として知られ、全豪各地はもとより海外からも多くの観光客が訪れる。
日本人観光客や留学生、ワーキングホリデーメーカーらも多く訪れ、日本人の長期滞在者は永住者・学生らを含めると1万人超と言われている。
そんな日本人が多く住むゴールドコーストだが、やはり観光地とあって、金銭目的の犯罪や若者による犯罪が多く発生している。
そこで、今回はオーストラリアを代表する観光都市・ゴールドコーストの治安の悪い街・治安の良い街を、
ゴールドコースト市警察およびクイーンズランド・オンライン・クライム・マップからのデータを総合し、その街の横顔とともに紹介する。
ゴールドコーストの治安状況
オーストラリアの統計サイト「Numbeo」によれば、ゴールドコーストの治安状況は100点満点中42.81と、比較的安全という指標が出ている。
特徴的な項目としては、以下の通り。
3年間での犯罪増加率:63.29(高)
人種や皮膚の色、宗教によって身体的な攻撃をうける可能性:28.21(低)
ドラッグの使用や販売:62.34(高)
昼間に独りで歩くことの安全度:82.28(非常に高い)
このように、犯罪率は増加傾向にあるが、昼間のツアーが多い日本人観光客が危ない目に遭う可能性は低そうだ。
しかし、移住となった場合はやはり気をつけないといけない点は多々あるだろう。
ゴールドコースト近郊の治安の悪い街リスト
ゴールドコーストの犯罪の特徴としては、「窃盗」および「ドラッグ系の犯罪」が多いこと。
豪州屈指の観光地とあって、昼間の治安は家族連れで賑わうなどそれほど悪くはないが、夜になるとその顔は一変する。
中心地のナイトクラブや観光スポットなどを中心に犯罪が起きやすく、2016年以降、犯罪率は高まっている。
それでは、順にゴールドコーストの治安の悪い街について紹介する。
サーファーズ・パラダイス(Surfers Paradise)
ゴールドコーストの観光拠点であるサーファーズ・パラダイスはやはり犯罪率が他のサバーブよりも圧倒的に高く、治安が良いとは言えない。
特に昼間は窃盗、夜は酒絡みの暴行事件やナイトクラブなどでのドラッグ関係の事件が頻発している。
また、毎年11月ごろに行われる「スクーリーズ」(高校生の卒業イベント)は悪評高く、毎年のように急性アル中やドラッグのオーバードーズによる死者が出ているため、この時期は深夜などの徘徊は非常に気をつける必要がある。さらに、高層マンションなどが立ち並ぶせいか、酩酊した若者による転落事件などが毎年のように報告されるなど治安状況は一気に悪くなる。
サウスポート(Southport)
サウスポートは裁判所やTAFE、地元企業などが集まる「ビジネスディレクトリ」として知られている街。
東西に延びる住宅街はアジア系の移民にも人気で、アクセスも便利だが、路上強盗や空き巣の犯罪率はゴールドコースト市内でもダントツに高い。
特にCBDのScarborough Streetからチャイナタウン付近は夜になると人通りが少なく、警察のパトロールも手薄となるので、深夜の徘徊などは避けるのが無難。イベントが多く開催されるサウスポートだが、夜はタクシーも見つけにくくなるので、早めの帰宅を心がけよう。
マイアミ/バーレーヘッズ(Miami / Burleigh Heads)
マイアミはかつて失業者やアイランダー系の移民が多く住む街として知られており、暴力事件などが頻発するなど治安の悪さは昔から知られていた。
バーレーヘッズはオーストラリアを代表するサーフスポットで世界大会も行われるサーフカルチャーの街。高級住宅街としても知られ、住宅価格の中央値は2018年で81万ドル(7800万円)と高い。その分、空き巣被害などが多く報告されている。ビーチはゴールドコースト観光のスポットしても知られ、さまざまなイベントが開催される。こうしたイベント時期には多くの人で賑わうため、犯罪率が高まる模様。
アッパー・クーメラ(Upper Coomera)
近年、最新のスポーツ施設などの建設が始まったほか、新興住宅街としての区画整備が進行している街として注目を集めているアッパー・クーメラだが、かつてはバイキー(Bikie:バイクで集団走行する豪州特有のギャング集団)の抗争事件が多かったことから、イマイチ人気の上がらない状態が続いている。現在整備中の新興住宅街が整備されてくると、治安もやや落ち着いてきそう。
へレンズベール(Helensvale)
大人向けの人気ナイトスポット「Night Quater」やゴルフ場があるほか、ブリスベン空港へと通じる急行停車駅があるへレンズベール。ここも昔から比較的、犯罪率が高い地域として知られている。日本人も多く住む地域としても知られており、高級住宅街やゴルフ場周辺で空き巣や窃盗、ドラッグ系の犯罪が多いが、近年はライトレールが通り交通系の犯罪も増えてきている。
ネラング(Nerang)
交通の要所として知られているネラングは、あおり運転(Road Rage)などから発生する交通事故などの犯罪が多い地域。
また、スタントパークや国立公園なども点在し、日本人観光客には知られていない観光スポットが意外と多く、週末などは他地域から訪れるアウトドア好きな人で賑わうため、運転には注意したいところ。
犯罪の中心は窃盗や空き巣となっているので、移住する場合は、ガレージや玄関などのセキュリティーを強化したいところ。
ゴールドコースト近郊の治安の良い街リスト
オーストラリアの市としてはそれほど広くないゴールドコースト。先述の通り、他都市と比べて治安は良いほうだと言えるが、観光エリアとローカルエリアでは治安状況もかなり変わってくる。
そんな中、ローカルの人が選ぶ安全な街(Suburb)は以下の通り。
バンドール(Bundall)
バンドールは家電量販店が集うショッピング・エリアと内海に面したウォーターフロントの高級住宅街と2つの顔を持つ。
閑静な住宅街は昔から住んでいる人も多く、ファミリーや高齢者が多く静かで安全だと言える。
高層マンションなどはほとんどなく、見通しの良い道路も多く張り巡らされているという点が治安の良さを守っているようにも思える。
ブロードビーチ・ウォーターズ(Broadbeach Waters)
オーストラリア最大級のショッピングモール「パシフィックフェア」の北側に広がる、ウォーターフロントの住宅街。
観光拠点でもあり、レストランが立ち並ぶブロードビーチへも徒歩圏内。
どこへ行くにもアクセスが良く、病院や学校などの生活インフラも充実しているため、生活しやすいことで知られている。
タライ(Tallai)
ゴールドコーストというとビーチのイメージが強いが、ビーチ沿いはどうしても犯罪が増えやすい傾向にあり、治安面を考えてアウトバック(山の手地域)に住む人も多い。
タライはその中でも閑静な住宅街として人気。高速道路(M1)からも程近く、近年は高級住宅街化が進んでいる。
近隣には学校も多いので、家族で住むのにオススメ。
ラブラドール(Labrador)
穏やかな内海沿いに住宅街が広がるラブラドールは、昔から人気の居住区域。中心地であるサーファーズやサウスポートからも近く、それでいて静かな海沿い街というのが人気の秘密。
ゴールドコースト大学病院へも近く、ブリスベンへと続く高速道路へもアクセスが良いという利点も。
ロビーナ(Robina)
日本人が多く住むエリアとして知られるロビーナは学校や病院、巨大ショッピングモール「Robina Town Centre」が駅から徒歩圏内と、生活しやすい点が人気の秘密。
治安面については「不動産屋が住みたい街」といわれるほどで、治安面も良好だ。
セキュリティーゲートが付いたタウンハウスや集合住宅も多く、家族で安心して住める地域と言える。
このように、ゴールドコーストの治安状況はオーストラリアの主要都市に比べると安全な街と言えるが、
やはりビーチ沿いの観光スポットにはさまざまな人が集まるので、移住であれ観光であれ用心したいところ。
今回紹介した街以外でも治安の良い街はあるので、移住する場合には不動産業者に聞いてみるとよいだろう。
また、その他の地域の治安については、別記事の「シドニーの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」「メルボルンの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」「ブリスベンの治安の良い街・悪い街を移住前にチェック!」も参考にしてみよう。
観光などの短期滞在から移住や留学などの長期滞在にも使える「防犯リュック」があると安心度が増します。
オーストラリアの不動産で事故物件を探すのに役立つ「大島てる」とは?
経済・金融情報の大手通信社ブルームバーグが9月に発表した「豪州の住宅価格11ヶ月連続下落」のニュースは不動産投資家たちにとって非常にショックなニュースだった。
特に、シドニー、メルボルンでの住宅価格の下落については、今もなお、歯止めが効かない状況のようで、2018年9月30日現在でも3~6%の下げ幅という状況だ。
そんな中、住宅価格や家賃が他と比べるとやたら安い物件を時々見かける。
そう、「事故物件」の可能性がある物件だ。
魅惑的な環境に建つ豪華な邸宅。4つの寝室、2つのバスルーム、そして1つの殺人
事故物件とは、過去に殺人や自殺、事故死、孤独死など過去に人がそこで死亡した経緯のある物件のこと。
日本人としては事故物件は極力避けたいところだろう。しかし、日本の不動産業者は事故物件に対して告知義務はあるものの、どれくらい前まで遡るべきなのかについてのルールは曖昧だ。
これはオーストラリアも同様で、自動的に告知されるかどうかは不動産業者(NSW州では経歴情報の開示義務がある)による場合が多いようだ。
これは悪意というよりも値段が明らかに同条件の物件よりも安いということで差し引きされているので、購入希望者または入居希望者はそこで自ら情報開示を求めるのが最良の方法だと言える。
とはいえ、もし、事前に事故物件かどうかが分かるならできれば知っておきたいものだ。
ちなみに「事故物件」は英語では「stigmatized property (汚名のある不動産)」という。
事故物件を探せる「大島てる」とは?
そんな時に利用したいのが事故物件公示サイト「大島てる」だ。
「大島てる」はもともと不動産業者だった経緯から、独自の調査で事故物件情報を所有していた。そこから、事故物件の情報を公示するウェブサイトを無料公開した。
その大島てるの事故物件情報は今や、日本国内にとどまらず、海外の物件についても情報を公開している。
特に日本人が多く住む国外エリアの情報は年々充実してきており、オーストラリアも主要都市において、情報が一部だが公開されている。
オーストラリア全体はこんな感じになっている。
マップを希望のエリアに拡大していくと、個々の事故物件情報が見ることができる。
炎のアイコンをタップすると、事故情報と住所、事故状況がわかるようになっている。
大島てるのサイトはコチラ
オーストラリアでは、日本ほど事故物件への嫌悪感は少ないと思われているが、やはり気になる人も多いと思うので、家を購入、もしくは借りようとしている人がいれば、念のため、大島てるを使って調べておくとよいかもしれない。
縁起を良くする+海外でウケる置物と言えば招き猫! 一家に1個!
オーストラリア随一の高級住宅街・モスマンの新築物件
シドニーの高級住宅街に新築物件が登場
オーストラリアでもっとも地価が高いといわれるシドニーにあって、一番の高級住宅街と呼ばれるのが「モスマン(mosman)」。昔から閑静な高級住宅街と知られているモスマンには、歴史のある邸宅や豪邸も立ち並び町を散歩するだけでも海外に住んでいることを実感できる。
そんなモスマンにも新築物件はあり、その一例がこの物件だ。
幹線道路から1つ裏手に入った、アクセス至便な環境。ウルトラモダンと称されるデザイナーズマンションで、駐車場込みで週600ドルとは、現在のシドニーの相場から考えてもお得な方だと言えよう。
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住宅価格の中央値ほか、オーストラリアで初めて家を買う前に覚えておきたいこと
オーストラリアの永住権または市民権を得た人の多くが「マイホーム」の購入を考えることだろう。
かつて日本では「夢のマイホーム」という言葉もあったが、終身雇用の崩壊や経済の混乱などで今では、「賃貸派」「持ち家派」に分かれるようになった。また、家やマンションを購入する人の中にも投資用として買う人も増えている。
そこで、今回はオーストラリアで初めて家を買うことを考えている人のために、さまざま中央値のデータを紹介する。
※画像はいずれもクリックで拡大可。
平均的な居住費
多くの人が初めての家は住宅ローンを利用して購入する。住宅ローンを含む居住費とはいったいどれくらいがかかってくるのか。
こちらは2011/12年度の平均的な居住費(週)。こうやってみると、意外にもノーザンテリトリー(北部準州:州都ダーウィン)が週$529ドルとかなり高いことが判明した。
また、賃貸(レント)の場合には南オーストラリア州(州都:アデレード)が週$243ドルと最安値で、続くタスマニア州(州都:ホバート)が週$255ドルと、この両州に住めば比較的安く賃貸できることが分かる。
住宅ローンをする人の場合(週)
賃貸の人の場合
上がり続けている居住費
こちらの統計は1996年~2013年までの平均的な居住費について示したグラフである。これを見る限りオーストラリアでの暮らしは年々お金がかかるようになっているようにも見受けられるが、それだけ経済が安定しているということも言える。居住費が上がっているイコールお金がたくさん使われていることを示すからだ。
住宅価格の中央値
さて、上がり続けている住宅価格についてはどうだろうか。こちらも2011/12年とやや古い情報なので、これよりも上がっていることを想定してほしいが、やはり南オーストラリア州とタスマニア州は新築住宅でも安く変える傾向にあるといえるだろう。
特徴的なのは西オーストラリア州(州都:パース)のユニット(日本でいうマンションやアパートに相当)の価格が飛び抜けて高いことだ。これは、投資用のマンションを買うならば非常に高くつくということが言える。これが意味するところの原因の一つは、つまり、人の流動が多くマンションなどの賃貸向け物件が少ないことが言える。
分かりやすく言えば、オーストラリアでマイホームを持つならば5000万円~7500万円くらいの物件が中央値になると考えれば良さそうだ。
また、シドニーやメルボルンはやはり一軒家を購入するとなると、それ相応の資金が必要となる。2017年となった今では、シドニーでは億ションはまったく珍しくなく、1ミリオンを下回る物件を探すほうが難しいとさえ言われているくらいだ。
Separate house:いわゆる一軒家 Terrace:テラスハウス(連棟物件) Unit:マンションやアパート
オーストラリアの住宅ローンの金利は?
住宅ローンは日本と同様に変動型や長期金利固定型などがある点は同じだが、日本のように年利がほぼ0%というような夢の数字は出てこない。
豪州の住宅ローン専門サイト「Your Mortagage」で30年ローンで約60万ドルを借り入れた場合の金利は以下のようになった。こちらで金利は低い方だと考えられるので、住宅ローンをする人はなるべく頭金を多く用意するのが懸命だろう。
頭金は物件価格の20%以上が望ましいとされている。
参考:Your Mortgage
また、個別に調べたい場合は、銀行や金融機関のサイトでいくらまで借り入れができるかのシミュレーションができるので試してみるとよい。
参考:住宅ローンで大手の金融機関「Aussie」の借り入れカリキュレーター
新規住宅購入者助成金を利用しよう
ここまで見てきて、やはりオーストラリアの住宅価格は高いなぁと感じた人も多いことだろう。
しかし、新規で住宅を購入する場合には政府から助成金が拠出される。これをFirst Home Owner Grant (FHOG)と呼ぶ。
このスキームは州によって助成される金額が変わってくるが概ね1万ドル~2万ドルあたりが相場となっている。
参考:FHOG
日本の本も参考にしてみよう♪









